シチズン時計の男性ビジネスマン向けウオッチ「CITIZEN ATTESA(シチズン アテッサ) ACT Line」から、ベゼルにサファイアガラスを採用した新作が登場した。GPS衛星電波時計の2モデルと、日中米欧の標準電波に対応した電波時計の2モデル、計4モデルのラインナップだ。
GPS衛星電波時計の「CC4055-65E」(286,000円)は、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクトDLC」を施したブラックのチタンケースとチタンバンドに、漆黒のサファイアガラスベゼルをセット。文字板には光沢のあるストライプパターンを合わせ、ソリッドで力強いデザインとした。
6時位置には立体的な金属リングを用いたサブダイヤル、バーインデックスはブラックモノトーンの新デザインなど、艶やかなオールブラックの全体像が響く。ソニーのスマートウオッチ「wena 3」替えバンドに対応している。
同じくGPS衛星電波時計の「CC4050-18L」(231,000円)は、深みのあるブルーのサファイアガラスベゼルに、こちらも光沢あるブルーのストライプパターンを描いた文字板を合わせ、華やかでスポーティーな印象とした。ブランド初のウレタンバンドを採用しており、ケースとバンドをつなぐ部分(先かん)にチタンパーツを組み込むことによって、フィット感の向上とスポーティーな演出を図っている。ケース素材はデュラテクトチタンカーバイトを加工したチタンだ。wena 3には対応しない。
共通の仕様として、ケースサイズは径44.6×厚さ15.4mm(設計値)、風防は光の透過率を約99%まで高めたクラリティ・コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。駆動は、定期的な電池交換が不要の光発電「エコ・ドライブ」仕様となる。
ムーブメントの「キャリバー F950」は、エコ・ドライブGPS衛星電波時計として最上位のもの。時刻情報のみのGPS受信なら、最短3秒で完了する。そのほか、39時差のワールドタイム機能(サマータイム対応)、ホームタイムとワールドタイムのデュアル表示、クロノグラフ(1/20秒・24時間)、アラーム、パーペチュアルカレンダーといった機能を持つ。
そして電波時計の「CB3035-72E」(154,000円)と「CB3030-76E」(121,000円)は、時分秒針と3時位置のデイト表示、バーインデックスというシンプルな3針モデル。どちらもケースとバンドの素材はチタンで、前者のCB3035-72EはデュラテクトDLC処理のオールブラックモデル、後者のCB3030-76Eはデュラテクトチタンカーバイト処理のシルバーモデルだ。wena 3対応。
共通の仕様として、ケースサイズは径39.5×厚さ9.7mm(設計値)、風防は無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。ムーブメントの「キャリバー H128」は、光発電「エコ・ドライブ」、日中米欧の標準電波による時刻合わせ、24時差のワールドタイム(サマータイム対応)、パーペチュアルカレンダーといった機能を備える。