メルセデス・ベンツ日本はこのほど、ベストセラーモデル「Cクラス」のスポーツモデルとして「AMG C 43 4MATIC+」を発売した。
マイスターが組み上げたエンジンを搭載
Cクラスは1982年に「190クラス」として登場。動力性能や快適性、安全性などあらゆる面において常にセグメントのベンチマークとされているモデルだ。
2014年に発売した先代Cクラスは、セダンとステーションワゴンを合わせて日本で累計約10万台以上を販売。2015年から2019年まで年間のセグメントナンバー1を達成し、数々の賞を受賞するなど、多くのユーザーより高い評価を得てきた。
現行Cクラスはサポートの精度を高めた安全運転支援システム、直感的な操作設定が可能な縦型の大型センターディスプレイ、直感的な行先案内が可能なARナビゲーション、利便性が高い生体認証によるシートポジションの設定など、フラッグシップモデルである新型「Sクラス」ゆずりの新技術を多数採用している。
また、エクステリアとインテリアのデザインにも新型Sクラスゆずりの要素を取り入れながら、随所にCクラスらしいスポーティーさも表現。さらに全ラインアップを電動化した。
AMG C 43 4MATIC(セダン/ステーションワゴン)はパワートレインにF1由来のエレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャーを初採用。メルセデスAMG社でマイスターにより組み上げられる直列4気筒エンジン「M139」は電気モーターと48V電気システムを装着しているが、自然吸気エンジンのようなレスポンスを実現している。
そのほか、後輪操舵システム「リア・アクスルステアリング」や、車内でよりエモーショナルなサウンド体験を味わえる「AMGリアルパフォーマンスサウンド」を標準装備とするなど、幅広いニーズに対応する装備を備えている。
メーカー希望小売価格は「AMG C 43 4MATIC」(BSG 搭載モデル)が1,116万円、「AMG C 43 4MATIC ステーションワゴン」(BSG 搭載モデル)が1,146万円。