iPhoneの動力源は電力、具体的には内蔵バッテリーに蓄えた電力で動きます。USB PDに対応する電源とUSB-C Lightingケーブルを使うと、短時間で1日の使用に耐えられる量の充電が可能ですが、それも正確なバッテリー残量の把握があればこそ。慌てずにチェックしたいですよね。
その残量チェックに役立つ機能が、iOS 16で導入された「パーセンテージ表示」。『設定』→「バッテリー」画面にある「バッテリー残量(%)」スイッチをオンにすると、ステータスバー右端のバッテリー残量を示す乾電池に残量の割合を数値で表示する機能です。ゲージの伸縮で直感的に、数値で正確にバッテリー残量を把握できるようになりました。
しかし、Face ID搭載のiPhoneでは、表示形式がパーセントとゲージの二者択一(パーセント表示を選択するとゲージが伸縮しなくなる)のため、ともすると残量を誤認識しかねません。ゲージの長さと数値が同期しないことには、もやもやした気分になります。
この問題を解決する方法はひとつ、iOS 16.1へアップデートすること。それだけで、バッテリー残量は伸縮するゲージと正確な数値の両方で表現されるようになります。ゲージがフルなのに数値は45%、といった違和感はこれでなくなります。
なお、iOS 16.1にアップデートすると、iPhone XRやiPhone 11といったパーセンテージ表示に対応していなかったモデルでも、ゲージと数値の両方でバッテリー残量を確認できるようになります。アップデートのメリットは大きいですよ。