近年、原材料費や燃料費が高騰しているほか、物流費や包材費等も上昇し続けており、ワインを取り巻く環境は厳しい状況が続いている。こうした中、メルシャンでは生産性の向上、物流の合理化等による経営の効率化に努めるとともに、2022年7月1日お届け分よりワイン・焼酎の一部商品の出荷価格改定を実施した。
しかし、この先も自助努力のみで各種コストの上昇分を吸収することは難しいと判断し、ワイン・梅酒・焼酎一部商品の出荷価格を改定することを決定したという。
価格改定は2023年2月1日お届け分より、国内製造ワイン・日本ワイン・輸入ワインの全てのカテゴリーにおける商品について2~12%(一部例外あり)、梅酒8%、甲類焼酎について1~3%値上げする。
対象商品はワイン約480品目。国内製造ワイン「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」シリーズ、「ビストロ」シリーズ等、日本ワイン「シャトー・メルシャン」(「日本のあわ」シリーズ)、輸入ワイン「ロバート・モンダヴィ」(「ウッドブリッジ」、「プライベート・セレクション」シリーズ等)、「フランジア」等が対象となる。
梅酒は12品目で「まっこい梅酒」、「かろやか梅酒」等が対象に。焼酎では甲類焼酎44品目「スーパージャイアント」、「ホワイトパック」等が対象となる。