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【この記事のエキスパート】
アウトドア・ライフスタイル系ライター:河野 わかな

アウトドア・ライフスタイル系ライター:河野 わかな

キャンプ好きな親のもとで育ち、幼少期から現在までほぼ毎年キャンプへ行っているアウトドアライター。ここ数年は冬キャンにハマり、機会があれば雪中キャンプに挑戦したいと検討中です。愛用しているテントは、ノルディスクと、オガワ。寝袋はナンガを使用。近年は魅力的なメーカーが続々と登場しており、ますますキャンプギアから目が離せません!趣味がこうじて、複数のメディアでアウトドア関連の記事を執筆中。その他、ライフスタイル、ファッション、ビューティーなど、幅広いジャンルの記事も執筆しています。


ソロキャンプやツーリング、登山に最適な1人用テント(ソロテント)。この記事では、1人用テント(ソロテント)の選び方の説明と、おすすめ商品を厳選!軽量かつコンパクトなものやワンタッチで設営ができるものなど、魅力的なテントを幅広く紹介します。

1人用テントを使うメリット

1人用のテントを選ぶ最大のメリットは、持ち運びのしやすさ、設営の簡単さです。ソロキャンプでは荷物運びも1人で行うため、携帯するキャンプギアは極力減らしたいですよね。

とくに自転車やバイクで移動する場合は、積載できる荷物の大きさや重量に注意しなければなりません。規定をオーバーしないためにも、軽量かつコンパクトなテント(1人用)を活用していきましょう。

1人用テントの選び方

ここからは実際に1人用テントを選ぶときのポイントをご紹介していきます。

【1】スタイルに合わせて選ぶ
【2】好みのテントの種類で選ぶ
【3】テントの広さで選ぶ
【4】耐水圧も要チェック
【5】焚火をするなら難燃性もチェック
【6】メンテナンスのしやすさで選ぶ

自分のキャンプスタイルに合わせること、好みのテントの種類を選ぶことがポイントです。安いものから、高価なものまでラインナップは豊富なため、自分に合った1人用テントを選ぶ際の参考にしてください。

【1】スタイルに合わせて選ぶ

キャンプスタイルは、キャンプの熟練度や移動手段、目指したい雰囲気作りなどで異なります。では、スタイル別のテントの選び方をご紹介していきましょう。

初心者キャンプ

初心者の場合は、とにかく簡単設営のテントを選ぶとよいでしょう。傘のように開くだけで設営できるワンタッチタイプ、風のない日であればロープやペグで固定する必要がない自立式タイプがおすすめです。

初心者のキャンプは、テント設営だけでなく、調理や焚火準備など、いろいろなことに時間がかかりがちです。設営に手間取り、のんびり過ごす時間が減ってしまった……なんてことがないようテントも簡単設営のものを選んでおくと安心です。

ツーリングや電車キャンプ

自転車やバイクでのツーリング、電車移動のキャンプでは、軽量かつコンパクトに収納できるタイプがおすすめ。車以外の移動手段のキャンプは持ち運べる荷物が限られます。テント以外の必要な荷物を圧迫しない収納性に優れたテントを選びましょう。

ツーリング向けとして販売しているテントでは、バイクや自転車を収納できる前室(テント前のスペース)が設けられているタイプも。雨や日差しから愛車を守ることもできるのでとても便利です。

雰囲気を重視したおしゃれキャンプ

ミリタリー風や、焚火向けのテント、ワンポール型やベル型など、見た目を重視したテントを選ぶと映えキャンを目指すことができます。とくにコットンや、ポリコットン(TC)素材のテントは自然に溶け込みやすくナチュラルな風合いを醸し出すことが可能です。

おしゃれな1人用テントも多くラインナップしているので、雰囲気を重視したい方は、テントの形や素材にこだわってみるとよいでしょう。

登山

登山でキャンプをする場合は、バックパックで持ち運べるよう、軽量かつ収納性に特化したタイプだけでなく、機能性にも注目しておきましょう。とくに寒い季節や、高山でキャンプをするときは、寒さをしのげる高機能なテントを準備する必要があります。

気候が変動しやすい山で、安心かつ安全に過ごせるよう、スペックもチェックして購入を検討するのがおすすめです。

【2】好みのテントの種類で選ぶ

テントには、自立式、非自立式、シングルウォールやダブルウォールタイプなど種類があります。それぞれの特徴を理解して、テント選びに活かしていきましょう。

自立式テント

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テント自体にポールを装着するだけで、テントが立ち上がる自立式タイプ。風がなければ、ペグやロープの固定が不要なため、初心者でも設営しやすいテントです。

設営の手間を最小限にしたい方にはワンタッチタイプもおすすめ。ただし、ポール分の重量が増すため、非自立式タイプよりは重たいものが多いという特徴もあるので、覚えておくとよいでしょう。

非自立式テント

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非自立式テントとは、ロープ固定や、ペグを打つ作業が必要なテントのことです。ロープやペグダウン(ペグを地面に打ち付けること)操作に不慣れだと、設営の手間がかかるうえ、うまく張れない……という事態も起こりやすいことが特徴です。

1本のポールを支柱にして張るタイプが多いため、自立式よりテントパーツが少なく、軽量かつコンパクトさに優れているといったメリットがあります。

シングルウォールテント

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1枚のシートだけで設営するものを、シングルウォールテントといいます。軽量でコンパクト、設営しやすいものが多いことが特徴です。

室内が結露しやすい、前室が作れない、といったデメリットもありますが、耐水圧や透過性に優れた高スペック素材を使用しているシングルウォールテントもあります。持ち運びのしやすさ、設営のしやすさを重視したい方はチェックしてみてくださいね。

ダブルウォールテント

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フライシートとインナーシートと呼ばれる2種類のシートを重ねることで、2重構造になるテントを指します。結露しにくい、温度・湿度管理しやすいなど、快適さを確保しやすいため、テントで一番多く採用されているタイプです。

シート数が増えるため、重量もサイズもアップしやすい構造ですが、快適かつ、靴や荷物などを保管できる前室が作れるものが多いため選ぶ人も多いタイプとなっています。

【3】テントの広さで選ぶ

ソロテントとして販売されているものは、大人1人が横になって眠れるスペースしかないものがほとんどです。窮屈な空間が苦手な方、荷物が多い方、朝露などから荷物を守るために室内で保管したい方は、1~2人用規格のテントの購入がおすすめです。

【4】耐水圧も要チェック

キャンプでは突然の雨を考慮しておく必要があります。雨が降らなくても、朝晩の霜は思いのほかテントや荷物を濡らすもの。快適に過ごすためにも、テントの対水圧は必ずチェックしておきましょう。

強い雨には耐えるためには、1500mm以上の耐水圧が必要といわれています。購入時は1500mmを目安に選んでおくとよいでしょう。

【5】焚火をするなら難燃性もチェック

焚火をするなら、難熱性もチェックしてテントを選んでおきましょう。難熱性に優れた素材は、コットンやポリコットンタイプが挙げられます。焚火をテントの前室で楽しみたい方は、火の粉に強いとされる素材選びをしておくと安心です。

【6】メンテナンスのしやすさで選ぶ

テントは使用後のメンテナンスを怠ると、あっという間に劣化してしまいます。長く愛用するためにも、メンテナンス方法を押さえておきましょう。

基本のメンテナンス

テントの大敵は何と言っても水分です。撤収前は汚れをふき取って、風を通すことを心がけましょう。収納前は完全に乾燥させることがポイントです。撤収時に濡れた部分が残った場合は、自宅に戻ってから再度テントを広げ、乾燥させてから収納しましょう。

濡れたままで収納すると、防水機能が落ちてしまったり、匂いやカビの原因になったりします。とくにコットンやポリコットン素材はカビが発生しやすいため、注意が必要です。

各メーカーのメンテナンスサービスも活用して

自宅にテントを干すスペースがない、長期間テントを使用しない場合は、各メーカーのメンテナンスサービスや、テント専用のクリーニングサービスにお願いするのもおすすめです。お気に入りの洋服の同じように、テントも定期的なメンテナンスが必要と年頭に置いておきましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)