バンダイは27日、東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)で開催される、「仮面ライダー」の変身ベルトをはじめとするさまざまなIP(キャラクターなどの知的財産)の変身アイテムなど「なりきり玩具」をテーマにしたリアルイベント「NARIKIRI WORLD」(会期:2022年10月28~30日)のオープニングセレモニー&トークショーを開催した。

  • 左から、主演の西島秀俊と白石和彌監督

オープニングセレモニー&トークショーでは、『仮面ライダーBLACK SUN』主演の西島秀俊と白石和彌監督が登壇し、作品にまつわるエピソードや仮面ライダーBLACK SUNの自動変形 変身ベルト「CSM変身ベルト 世紀王サンドライバー」のお披露目が行われた。

「CSM変身ベルト 世紀王サンドライバー」が公開されると、西島は食い入るように見つめ、「いや~、これはかっこいい!この汚れ加工が!」と、とても精巧に作られた変身ベルトに感動した様子を見せた。

その後、西島が劇中と同じ本物の変身ポーズを披露すると、思わぬ迫力から会場からは拍手が沸き起こり、西島は「すみません、思わず『変身!』と言い忘れちゃいました。」と照れた様子でコメント。

「『許さん!』というセリフを言っていただいてから、怒りと悲しみを込めて変身していただくと、変身できるんじゃないでしょうか。」と、変身する際のポイントも語ってくれた。

そして、「NARIKIRI WORLD」にちなんで、MCから子供のころに憧れた、思い入れのあるなりきり玩具を聞かれると、西島は「仮面ライダー1号の変身ベルトが欲しかったのに、買ってもらえなかった思い出があります。ですので、先程場内で展示されていた本物を見て、非常に興奮しました! そして、1号の変身ベルトはとても売れたというお話を聞いて、当時たくさんの子どもが持っていたんだなと思うと余計に悔しいです」と語ると、白石監督は「ウルトラマンシリーズのウルトラセブンのメガネ(ウルトラアイ)などが思い出深いです。(それ以外にも)シャープペンで変身したり、身の回りのあらゆるものを変身グッズに変えて遊んだりしていました。」とそれぞれ幼い頃の貴重なエピソードを教えてくれた。

トークショーの終盤に差し掛かると、『仮面ライダーBLACK SUN』で同じく主演を務める中村倫也からサプライズでメッセージ動画が流れ、西島は「倫也くんのシャドームーンも、ものすごくかっこいので、ぜひ見ていただきたいです。この変身ベルトも人気になるんでしょうね」とユーモアを交えながらコメント。撮影時の二人のコンビネーションを聞かれた白石監督は、「常に鳥肌立ちっぱなしで見てました。二人あっての仮面ライダーだなと今回とても感じました」と語った。

(C)石森プロ・東映 (C)「仮面ライダーBLACK SUN」PROJECT