俳優の堺雅人、女優の関水渚が27日、東京・渋谷のNHKで行われたNHKスペシャルの新たな大型シリーズ『超・進化論』(11月6日・13日21:00~ほか)の取材会に出席した。
“新しい進化の物語”に迫る『超・進化論』。生き物たちが複雑につながり合い、助け合って生きているという、いのちの多様性の本当の姿を描き出す。番組では、生き物の世界を描いたドラマとドキュメンタリーが交錯しながら展開され、堺雅人、角田晃広、関水渚、板垣瑞生、西田敏行が出演する。
11月6日は「第1集 植物からのメッセージ ~地球を彩る驚異の世界~」、11月13日は「第2集 愛しき昆虫たち ~最強の適応力~」を放送。シリーズは全4集で、第3集は「微生物」が主役。第4集は、キッズ&ティーンズ向け特別版を予定している。
ドラマで堺は人間役、関水は微生物役を担当。堺は「人間役の堺です。人間代表になりました」と挨拶し、関水は「私は微生物役です。関水渚でもある、ハーフ&ハーフ状態です」と伝えた。
また、関水は「某ドラマ(『半沢直樹』)や『真田丸』など、強い堺さんもすごく好きで、憧れの大先輩。家族そろって堺さんのことが大好きですし、私の父も堺さんに憧れていて、すべての掛け合いを堺さんと一緒にできることがすごく幸せです」と堺との共演に感激。
刺激を受けたことを聞かれると、「全部です。堺さんレベルが高すぎて言葉にできないです。全部が刺激的すぎて、堺さんって優しいし、お芝居になるとめちゃくちゃかっこいいですし。めちゃくちゃ刺激的で、しかも毎日差し入れをしてくださったり、人としても勉強になるし、今一緒に記者会見をやらせていただいているのも夢見心地です」と語った。
堺は「次の収録でも差し入れを忘れないようにします」と笑いを誘ってから、「関水さんは自分の役どころも固まってない中でいなきゃいけない、非常に難しいところだったんですけど過不足なくというか、ものすごく難しいことをなさっていたなと思います」と言い、関水演じる微生物が主人公の第3集の収録が「楽しみ」と話した。
この日の進行は、同番組のナレーションを担当するNHKの廣瀬智美アナウンサーが務めた。堺が「廣瀬さんのナレーションすごくよかったですよね。感動しました。すごく生き生きとしたナレーションで」と絶賛すると、廣瀬アナは「今後のアナウンサー人生の励みにさせていただきます」と恐縮していた。