ライボは10月26日、「2022年 日本人の脱マスク意識調査」の結果を発表した。調査は10月12日~17日、1年以内~10年以上企業に勤務している20~50代の社会人1,011名を対象にインターネットで行われた。

  • 屋外内でのマスク着用場面

    屋外内でのマスク着用場面

現在のマスク着用状況は、「状況に応じて着脱」が53.6%、「無条件で着用」が45.6%という結果に。屋外でマスクを着用する場面を聞くと、「距離が確保できていない場合に着用」(36.9%)と「無条件で着用」(36.8%)が拮抗。「会話する際に着用」が16.2%で、外では「着用していない」人は10.1%だった。

これに対し、屋内では63.8%が「無条件で着用」と回答。次いで「距離が確保できていない場合に着用」(17.0%)、「会話する際に着用」(15.8%)と続き、屋内で「着用していない」人は3.4%だった。

着用している理由を聞くと、「コロナ感染対策で着用」(76.8%)がダントツ。次いで「マナーとして着用」(48.9%)、「習慣化している」(42.1%)が上位に。一方着用していない理由では、「着用する意味を感じない」(50.0%)が最多となった。

  • 今後のマスク着用意識

    今後のマスク着用意識

今後のマスク着用の意識については、「状況に応じて着脱」が68.4%と最多。次いで「無条件で着用」が29.2%、「着用しない」が2.4%という結果に。今後いつまでマスクを着用するのかを聞くと、「コロナ感染者数が収束するまで」(42.7%)が最も多く、次いで「政府からの着用ルールに従っていく」(32.0%)、「コロナ関係なくマスクを着用し続ける」(18.3%)と続いた。

  • 訪日外交人のマスク問題に思う事

    訪日外交人のマスク問題に思う事

次に、水際対策緩和で増加する訪日外国人と日本人のマスク着用の意識の違いについて思う事を聞くと、「日本は遅れている」(29.9%)、「国というより個人の価値観に従えば良い」(29.7%)、「国が違えばルールも違うので気にしない」(28.7%)という意見が多かった。「日本も諸外国と足並みを揃えてほしい」は19.6%、「訪日外国人のマスク非着用を不快に感じる」は18.0%、「自分がマスクをしていることが恥ずかしくなる」は2.4%だった。