エン・ジャパンが10月26日、「本当の退職理由」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は8月29日~9月27日、同社運営サイト「エン転職」を利用するユーザー1万432名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、これまでに退職経験がある人の割合は84%。会社に伝えた退職理由を教えてもらったところ、「新しい職種にチャレンジしたいため」(30%)、「別の業界にチャレンジしたいため」(18%)が上位に。一方で、43%が「本当の理由を伝えなかった」ことがわかった。
そこで、会社に伝えなかった“本当の退職理由“を聞いたところ、「職場の人間関係が悪い」(35%)、「給与が低い」(34%)、「会社の将来性に不安を感じた」(28%)が上位に。年代別に見てみると、20代は他の年代に比べて「仕事内容が合わない」や「残業・休日出勤が多かった」が多かった。
また、“本当の退職理由“を伝えなかった理由を聞くと、「円満退社したかったから」が最も多く43%。次いで「話しても理解してもらえないと思ったから」(36%)、「言う必要がないと思ったから」(27%)と続いた。