JR東日本が、スマートフォンに表示したQRコードをかざすと通過できる、新型の自動改札機を導入する方針を固めたそうだ。共同通信が報じた。実用化は2024年春の予定で、年内に新幹線・在来線の駅に設置する工事を始めるという。
QRコードを読み取れる新型の自動改札機は、2024年春から、まずは首都圏以外の地域で順次利用が可能となる見込み。駅や改札機の数が多い首都圏では、準備が整い次第対応していくとしている。この取り組みには、現行の裏面が黒い磁気切符の削減を進め、券売機や、切符読み取り部のメンテナンスなどにかかるコストの削減を図る意図があるという。
同社は、2020年にシームレスな移動の実現に向けた取り組みの一環として、「高輪ゲートウェイ駅」および「新宿駅」で、自動改札機のQRコード実証試験を実施(pdfが開きます)していた。
ネット上では「時代の進歩!!(≧∇≦)b!!」「磁気切符はそれはそれで残して記念になるんだけど…将来なくなってしまうのは寂しいですね。」「スイカもパスモもなくなるんかな」などの声が寄せられた。