JR東日本八王子支社は25日、青梅駅で地域ゆかりのモチーフをデザインしたシンボルマークを設定するとともに、駅舎・待合室等のリニューアルを実施すると発表した。駅改良工事は2023年3月末まで行われる予定となっている。

  • 青梅駅で来年3月末まで駅改良工事が行われる

JR東日本は、青梅線の青梅~奥多摩間に愛称「東京アドベンチャーライン」を設定し、自然の中でアウトドア・アクティビティを楽しめる路線としてPRしている。「東京アドベンチャーライン」の始発駅となる青梅駅について、社員のアイデアをもとに、青梅市内で例年5月に開催される「青梅大祭」を新シンボルマークに設定。青梅駅の駅名標やベンチに刻印するという。

駅舎も一部リニューアルし、駅入口からコンコース(改札付近)にかけて「昭和レトロ」をコンセプトに、通路の美化を行う。「昭和レトロ」をイメージした映画看板はコンコース通路に移設する。

  • 青梅駅の新シンボルマークイメージ(JR東日本八王子支社提供)

  • 青梅駅の改修コンセプト図(JR東日本八王子支社提供)

  • 立川方待合室のリニューアルイメージ(JR東日本八王子支社提供)

  • 奥多摩方待合室のリニューアルイメージ(JR東日本八王子支社提供)

駅ホーム上では、「アドベンチャー」をコンセプトに、待合室2カ所をリニューアル。立川方待合室は「自然」、奥多摩方待合室は「アクティビティ」をテーマに整備される。