俳優の福士誠治が、来週11月1日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 2022』(毎週火曜21:00~)第3話に出演する。
第3話では、大学の理工学部の学部長・兼平政則(山崎銀之丞)が遺体となって見つかる事件が発生。彼にはラテックス(天然ゴム)アレルギーがあり、アナフィラキシーショックを起こして絶命したことが判明するが、室内にラテックス製品は皆無。現場が密室だったこともわかり、いったい誰がいつどうやって被害者にラテックスを触れさせたのか、榊マリコ(沢口靖子)たちは首を傾げる。
捜査の過程で浮上したのは、10年前まで兼平の研究室に在籍していた奥居秀俊(福士)。彼は現在日本の科学者を海外の研究施設に斡旋して多額の報酬を得る「科学者専門の人材ブローカー」として暗躍している男。マリコの経歴もすでに調べ上げており「あなたになら最高の転職先をご紹介できます」「これまで手掛けた科学者の研究が全て頭に入っています」と言い放ち、密室トリックの手口をマリコに示唆、「評判どおり優秀な科学者だということを、私に実証してみせてください」と挑戦状をたたきつける。奥居の脳内にある国内最高の科学データベースがあればこのトリックも可能となるのか。
福士は2006年、NHK連続テレビ小説『純情きらり』でヒロインの夫役を好演してブレーク。近年では大河ドラマ『青天を衝け』(21年/NHK)の井上馨役が反響を呼び、『ある用務員』(21年)で映画初主演を果たしている。本作では人を食った様な不敵な態度と余裕たっぷりの艶やかな笑みで疑惑の男を演じる。
また捜査線上に見え隠れするもうひとりの人物、若き准教授・三浦葵役を演じるのは鳴海唯。NHK連続テレビ小説『なつぞら』(19年)でドラマデビューを果たし、現在ディズニープラス『すべて忘れてしまうから』などの配信ドラマやCMなどでも話題を集めている。今回は被害者の愛人ともウワサされるワクチン研究のホープ・自信家で怖いもの知らずな葵に挑戦する。