京王電鉄は、動物園線三沢架道橋の架替え工事にともない、12月11日に動物園線高幡不動~多摩動物公園間の列車を終日運休にすると発表した。

  • 動物園線の列車運休にともない、多摩モノレールによる代替輸送とバス代行輸送が行われる

東京都を事業主体とする日野都市計画道路3・4・3号落川平山線(川崎街道)の道路拡幅にともない、この道路をまたがる動物園線三沢架道橋について、現状の桁長10.9mから24.9mへ架け替える必要がある。架替え工事は12月10日終電後から実施。作業に時間を要する上に、鉄道設備の復旧工事を12月11日夜間に行うため、動物園線を初電から終電まで全列車運休する必要があるという。

運休区間では、多摩モノレールによる代替輸送を行うほか、12月11日の9~17時頃にかけて、おおむね15分間隔でバス代行輸送も実施。バス代行輸送の所要時間は約10分を予定している。

  • 道路拡張に伴う架道橋の架替え工事イメージ

多摩モノレールの代替輸送またはバス代行輸送を利用する際、運休区間を含む京王線のきっぷをあらかじめ購入する必要がある。定期券も利用可能。定期券ではない「PASMO」「Suica」等で代替輸送・バス代行輸送の利用はできない。