女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 2022』(毎週火曜21:00~)第2話が25日に放送される。
第2話は、大学の化学研究室のサーバーがハッキングされ、毒ガスの製法データが盗みだされる事件が発生。犯人は25年前、オンライン巨額詐欺を働いた末海外で焼死したはずの天才プログラマー・兵働耕春を名乗り、ウェブ通話による交渉を要求する。交渉役を担ったマリコは、生きていれば50歳になっているはずの兵働が、25年前の若々しい姿で画面に映し出されたことに驚く。しかし顔認証や声紋は生前の兵働と完全一致。兵働は生前AIの開発に打ち込んでいたが、AIと融合して永遠に生き続けているのか。
戸惑うマリコに対し、兵働は自分が出したクイズに完璧に答えられなければ国内のあちこちに毒ガスをばら撒くと宣言。そのクイズとは新たに起きた殺人事件について「この犯罪の5W1Hをすべて答えろ」というもので、回答のチャンスは3回しかない。マリコはクイズを解くため奔走するが、そんなとき物理研究員の君嶋直樹(小池徹平)は、画面の中の兵働が彼の思考や個人情報が詰め込まれたAIなのではないかという可能性に気付く。
事件の鍵を握る兵働を演じるのは、俳優、アーティスト、ミュージカルスターとして多彩に活躍する人気実力派・森崎ウィン。「AIと一体化し、永遠の命を手に入れた男」という謎に満ちた設定、マリコと対峙するのはオンライン上という難役を、抑えた演技で表現する。