小学館の「JS研究所」は10月21日、小学生女子を対象とした「遠足・校外学習」「ハロウィン」に関するアンケート調査の結果を発表した。
同社では、小学校低学年女児向け情報誌「ぷっちぐみ」、少女まんが誌「ちゃお」にて、読者アンケートを毎号実施している。8月には、両誌の編集部員がタッグを組み、女子小学生のリアルを紐解くプロジェクト「JS研究所」を発足した。
「遠足・校外学習」のアンケートは、全国の3歳~14歳の女児(「ちゃお」1,000人、「ぷっちぐみ」(797人))を対象に7月に実施。今年は遠足や校外学習があったか尋ねたところ、「ぷっちぐみ」読者の59%、「ちゃお」読者79%が「ある」と回答した。
遠足や校外学習の行き先を聞くと、「ぷっちぐみ」読者は「公園」(34%)、「ちゃお」読者も「公園」(20%)が最も多かった。「ちゃお」読者は「体験施設」(15%)、「山」(12%)、「工場見学」(11%)という回答も目立った。
遠足に持っていきたいお菓子を尋ねたところ、「ぷっちぐみ」「ちゃお」読者いずれも「グミ」が圧倒的に多かった。「ぷっちぐみ」読者は50%と半数がグミを選択している。低学年では「ラムネ」、高学年では「ハイチュウ」が上位にランクインした。
8月には「ハロウィン」に関する調査を、全国の3歳~14歳の女児(「ちゃお」1,000人、「ぷっちぐみ」(817人))を対象に実施した。
ハロウィンの昨年の過ごし方と今年の予定を聞くと、「ぷっちぐみ」読者の1位は「衣装を買って仮装」、2位は「(興味はあるが)参加しない」と順位は変わらなかった。
「ちゃお」読者は昨年最も多かった「(興味はあるが)参加しない」が減り、「友だち同士で集まる」が10ポイント以上増加しトップになっている。
ハロウィンに仮装するとしたら、何の仮装をしたいか尋ねると、1位は「ぷっちぐみ」「ちゃお」読者ともに「魔女」、2位は「猫」だった。3位は「ぷっちぐみ」読者は「お姫様」、「ちゃお」読者は「おばけ」となった。