JR九州は24日、台風14号により被災した日南線大隅夏井~志布志間の被災状況を公開するとともに、2023年春頃に復旧の見通しと発表した。

  • 被災箇所の全景(JR九州提供)

  • 築堤崩壊が発生した(JR九州提供)

  • 崩壊箇所の伐木後の状況(JR九州提供)

大隅夏井~志布志間では、台風14号の影響で築堤崩壊が発生。被災箇所の調査(伐採・伐木を含む)を行った結果、崩壊規模は線路方向延長約5m・築堤(盛土)高さ約15mだったという。日南線は現在、南郷~志布志間で列車の運転を見合わせ、南郷・油津~志布志間でバス代行を実施している。

復旧の見通しについては2023年春頃とされ、関係箇所との調整がつき次第、工事に着手していく。ただし、現地の状況や工事工程の精査などにより、復旧見込みが変更になる場合がある。