俳優の伊藤健太郎が、12月2日に約4年半ぶりとなる写真集『タイトル未定』(4,400円 東京ニュース通信社)を発売することが、わかった。
2冊目の写真集となる同作は、東京と京都の2都市でロケを敢行。東京では最先端ファッションで洗練された大人の色気を表現し、京都ロケでは今年25歳の等身大でリアルな姿や柔らかく繊細な表情を、日本の歴史と文化が感じられるロケーションで切り取った。撮影は写真家のレスリー・キー氏が手掛けた。
また、写真集発売を記念してイベントの開催も決定。12月3日に大阪・紀伊国屋書店グランフロント大阪店、12月4日に東京・SHIBUYA TSUTAYAで開催される。
コメントは以下の通り。
■伊藤健太郎
僕自身、2冊目となる写真集をレスリー・キーさんに撮っていただきました。レスリーに初めて写真を撮って頂いたのは14歳の時です。その作品が世に出る事はなかったのですが、撮影現場は今でも鮮明に思い出されます。そしてその時レスリーから「君はNew Generationだね」と言われたのを強烈に覚えています。あの時は分からなかったけど、様々な仕事をやらせていただくにつれ、言葉の意味が分かってきたのと、その言葉に似合うような「役者」「男」にならなければいけないと思いました。
出会いから10年が経ち、25歳になった今、レスリーが撮ってくれた色んな自分が写っています。この10年で楽しいこと、泣くこと、大笑いすること、反省することが沢山ありました。膝をつかないように踏ん張らなければならない経験もしてきました。「New Generation」がハマる男にはなれていないかもしれませんが、自分にとって大切な10年でした。これからの10年に向けて。是非たくさんの方が手に取って頂けると嬉しいです! 全ての人に感謝を込めて。
■レスリー・キー
10年前に出会った14歳の健太郎くんはとても素直な青年でした。その印象は今も変わりません。素直さが魅力の俳優――この難しい時代になかなかいそうでいない、とても貴重な存在だと思います。10年後、20年後、30年後もその素直さを武器に、人間としても俳優としても成長していってほしい。素直さをなくさずに芸を磨いていけば、それこそ世界に評価される大物になれると私は期待しています。