グローバルボーイズグループ・JO1が23日、東京・有明アリーナにて、初のアリーナツアー「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR 'KIZUNA'」のツアーファイナル公演を開催した。
2019年12月にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票で選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成されたJO1。
全国5都市13公演を行った初のアリーナツアーは、全楽曲を生バンド編成で迫力あるサウンドに編曲。成長を続けるJO1の圧巻のシンクロダンスパフォーマンスを届けた。
オープニング映像の後、「Move The Soul」で幕が開けたツアーファイナル。5曲続けてパフォーマンスし、與那城は「気持ちいいですね~!」と話した。
そして、一人ひとり自己紹介。豆原は「'KIZUNA'ツアー、オーラスキター!」と叫び、白岩は「5都市全部最高の思い出なので今日も素敵な思い出にしていきましょう」とメッセージ。與那城は「オーラスということで僕たちも全力でいきますので、皆さんも全力で僕たちに向かってきてください」と呼びかけた。
中盤には、ユニットステージも。川尻、鶴房、與那城は「RUNNING」で美声を響かせ、大平、川西、木全、河野は「Get Inside Me」で観客を魅了。金城、佐藤、白岩、豆原は「KungChiKiTa」でキレキレのパフォーマンスを披露した。
また、10月12日にリリースした6枚目のシングル「MIDNIGHT SUN」に収録されているリード曲「SuperCali」、そして「Rose」もパフォーマンス。「Rose」の曲振りでは、佐藤がバラを取り出して会場を沸かせる場面も。スクリーンに大きなバラや花弁が映し出される中、渾身のパフォーマンスを披露した。
本編ラスト曲「REAL」の前には、川西が「こうして皆さんに会えて夢のような時間を過ごせて幸せです。いつもありがとうございます」と感謝した。
アンコールでは、「KIZUNA's BAR」を舞台にメンバーがトークを繰り広げてから、「Dreaming Night」「Touch!」「STAY」「My Friends」「Run&Go」をメドレーで披露。パフォーマンス前には白岩が「あのさ~俺、やっぱJAMがいないとダメだわ」という言葉とともに投げキスを送った。
最後に、一人ひとりファンへの感謝の思いなどを語り、川尻は「何もなかった僕に幸せや素敵な時間をくれて本当にありがとうございます。こうやってライブができるのは普通じゃなくて、こういった状況の中で会えるのがマジで奇跡だと思います。みんながいたからです。ありがとう」と涙。「蓮くんの話に感動しました」という河野も、「昔から歌うこと大好きでした。夢が実って本当によかった」と号泣。活動を休止していた時期があった金城も当時の思いを吐露。さらに、與那城へのサプライズバースデーも行われ、與那城も感極まって涙した。
そして、「With Us」をパフォーマンスし、「ありがとう!」と感謝の言葉を繰り返してステージをあとにしたが、ファンの拍手に応えて再び登場。最後は「君のまま」をしっとりと歌い上げ、初のアリーナツアーを締めくくった。
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