24日にスタートするカンテレ・フジテレビ系新ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(毎週月曜22:00~※初回15分拡大)の制作発表が22日、東京・フジテレビで行われ、長澤まさみ、眞栄田郷敦、鈴木亮平、脚本の渡辺あや氏が登壇した。

  • 長澤まさみ

ドラマオリジナルの今作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが10代の女性連続殺害事件のえん罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく。恵那と共に行動するうだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗役として眞栄田、恵那と拓朗の先輩で報道局のエース記者・斎藤正一役として鈴木が出演する。

会見では、鈴木のキュートな天然エピソードが多数披露された。「なんでも完璧にこなす人だというイメージがあったんですけど、すごくおちゃめな人だと知りました」という長澤は、「お芝居に対して真面目な方なので、スマホのケースを開けるシーンをずっと練習していて、でもそのケータイを、目の前のコーヒーが並々注がれたカップの中に落としてしまうという」と語り、ニッコリ。「やりそうだなと思ってたんですけど」と続けると、鈴木はすかさず「やりそうだなと思ってたんですね……」とすかさずツッコむ。長澤は「でもある意味、期待に応えようというところがかっこいいですよね」と解釈を伝えたが、鈴木に「フォローになってないです。バカにしているようにしか(笑)」と指摘され「バカにはしてないです(笑)」と弁解。鈴木はよくスマホを落とすそうで「落としても一番壊れないケースをくださいっていつも言ってるんです」とスマホケースを購入するときのエピソードを明かした。

眞栄田は「亮平さんのそういうお茶目なところが好きなんですよね」としみじみ頷きながら、鈴木が長澤へ「僕こう見えていじられキャラなんです」と自己紹介していたことを振り返る。長澤が「ご自身の体格を分かっていないのか、椅子に勢いよく座って、のけぞりそうになって『うわー!』って言っているときもありましたよね」と話すと、今度は鈴木が「長澤さんは本当にゲラなんですよ。僕がバナナを食べているだけで大笑いするんです」と反撃。長澤はその言葉通り、思い出し笑いをするように手で口を覆い、笑いが止まらなくなっていた。