ウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマンデッカー』より、本日放送の第15話で、謎の男の正体がついに判明した。その名も“デッカー・アスミ”。彼は未来の宇宙でウルトラマンデッカーとなる光を手にした地球人で、実はカナタの子孫だった。

  • 『ウルトラマンデッカー』三大特撮シリーズで変身を果たした谷口賢志「夢が叶いました」

先週放送の第14話では、アサカゲ博士の正体が「バズド星人アガムス」だと明かされた。正体を明かしたアガムスは、テラフェイザーを駆使し、カナタを追い詰めるのだが、2人の目の前に突如光に包まれた“謎の男”が現れる。アガムスとも顔見知りのその男は、ウルトラマンデッカーに変身しアガムスと対峙するのだが、最後までその正体は謎のままとなっていた。

今回正体が明かされたデッカー・アスミは、アガムスの復讐を止めるため、未来から命がけでこの時代に追ってきたのだった。カナタの使用するウルトラDフラッシャーも、本来は彼が使っていたもの。アガムスはこの時代の地球に来る時、自ら開発した時空移動システムを破壊していたため、スフィアの襲来で初めてカナタがデッカーに変身した時、まだ修復中の時空移動システムで、どうにかDフラッシャーだけを過去の時代に送り、光をカナタに託していた。ようやく自分自身を過去に送ることができたものの、まだ不完全なシステムでこの時代に長時間滞在することは出来ず、体力もすさまじく消耗する。しかしそんな彼が変身するデッカーは、カナタが変身するよりも格段に上手な戦い方を見せる。時間切れとなり、未来への帰り際に残した「アガムスを救ってやってくれ」の言葉には一体どんな意味が込められているのか!?

そして、謎に包まれたこの男を演じた谷口賢志からもコメントが到着!今回、本作に出演したことで、三大特撮シリーズ全てで「変身」を果たした俳優となり、放送後にはSNSでも大きな反響を呼んでおり、自身も「夢が叶いました。」と喜びのコメントを寄せている。

デッカー・アスミ/谷口賢志 コメント全文

夢が叶いました。
ディーフラッシャーを掲げた瞬間、腕を十字に構えた瞬間、幸福と興奮と重圧と責任と、そして言葉にならない感覚に包まれました。それがウルトラマンを背負うことなのかもしれません。
絶望の中にいても、夢と希望を持ち、絶対に諦めず、想いを誰かに繋げる。
すべての夢や願いは叶わないかもしれないけれど、誰かのために必死に戦い続ければ、その想いは届く。
『ウルトラマンデッカー』の想いが届き、受け取ってくれた皆様の、夢や願いが叶う未来へと繋がりますように。
何度でも立ち上がり、共に生きましょう。

  • 『ウルトラマンデッカー』三大特撮シリーズで変身を果たした谷口賢志「夢が叶いました」

さらに、7月9日放送の第1話から本日放送の第15話までの名場面をアスミ・カナタのナレーションと共に振り返る、前編ダイジェストPV映像が同時解禁となった。物語も折り返し地点を迎え、後半戦に向けて物語を改めておさらいできる内容になっており、この映像を見れば『ウルトラマンデッカー』の熱狂に乗り遅れてしまった人も楽しめる内容となっている。

デッカー・アスミは「近い未来、宇宙に進出した人類はスフィアと遭遇し、様々な星の人類と協力し戦うことになる。」と話し、その戦う人類の中には、ウルトラマントリガーと共に闇の軍勢と戦った超古代の巫女の末裔である未来のユザレに加えて、もう一人のウルトマンが戦っていたことを語った。本編では今年で放送25周年を迎え、デッカーに大きなエッセンス取り入れることになった“ウルトラマンダイナ”の姿が映し出され、今後デッカーとダイナの共演も期待できるアツい展開となった。

(C)円谷プロ (C)ウルトラマンデッカー製作委員会・テレビ東京