ライカカメラジャパンは10月20日、「True King of Bokeh」(ボケの王様)の異名で知られる交換レンズ「ズミルックス M f1.4/35mm」の2022年モデルを発表した。11月に発売予定で、ライカオンラインストアでの価格は572,000円。
「ズミルックス M f1.4/35mm」2022年版は、Mシステムオールドレンズの復刻版で構成する「クラシックシリーズ」の4機種目となるモデル。初代は1961年に開発され、明るい広角レンズとして、コンパクトなボディ、約200gの軽量さ、優れた描写性能、やわらかいボケ味で人気を博した。
2022年版では、初代オリジナルと同じ光学的な計算と設計に基づき製造。「スチールリム」の通称で知られるステンレス製のフロントリング、固定できるフォーカスリング、ブラックカラーの着脱式レンズフードなど、オリジナル同様のデザインとなっている。オリジナルにはない要素として、新しいレンズフードを同梱。このレンズフードはフィルター用ネジを備えており、E46フィルターを取り付けられる。
レンズ構成は5群7枚で、有効撮影範囲は1m~。本体サイズは直径54mm、長さ35mm、重さは約200g。