相模鉄道は21日、相鉄・東急直通線のうち、相鉄新横浜線の新横浜～羽沢横浜国大間(営業キロ4.2km、2023年3月開業予定)にて設定する加算運賃について、2022年8月9日に国土交通大臣に認可申請し、10月21日に申請通り認可されたと発表した。

  • 相鉄・東急直通線用(東急線内は目黒線直通用)の車両21000系

  • 新横浜～羽沢横浜国大間で設定する加算運賃が認可された

加算運賃は、新線建設等にかかった設備投資費用の一部を利用者に負担してもらうため、相鉄・東急直通線の基本運賃に一定の金額を加算するもの。相鉄新横浜線の新横浜～羽沢横浜国大間および同区間と他の区間とにまたがって乗車する場合に加算される。

加算運賃の上限設定は、普通旅客運賃40円、通勤定期旅客運賃(大人1カ月)1,520円、通学定期旅客運賃(大人1カ月)580円。相鉄・東急直通線の実施運賃は上限認可運賃を適用し、相鉄・東急直通線に乗車する場合、基本運賃に加算運賃を加えた運賃となる。