インタツアーは10月20日、「就職活動における学生および社会人の実態調査」の結果を発表した。調査は9月16~20日、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、京都府在住の大学2・4年生および社会人2年目の男女632人を対象に、インターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「面接で話に脚色をしてしまうことはよくあるか」と聞くと、「そう思う(どちらかと言えばそう思う)」と回答した学生が、大学4年生では41.5%、社会人2年目では43.0%という結果に。

  • 面接で話に脚色をしてしまうことはよくある

次に、「企業側が自社を良く言うことが多く、信用しにくいか」と尋ねると、大学4年生と社会人2年目、どちらのグラフも「そう思う(どちらかと言えばそう思う)」が半数以上を占めた。

  • 企業側は自社を良く言うことが多く、信用しにくい

そして、「就職活動を始めた時期」と「内定への満足度」についてクロス集計したところ、「満足していた(どちらかと言うと満足していた)」と回答した学生は、大学4年生から就活を開始した学生より、大学3年生から就活を開始した学生の方が高く、3年時に就職活動を開始した人ほど、内定への満足度が高い傾向にある結果に。

  • 「就職活動を始めた時期」「内定を承諾した当時の気持ち」クロス集計

また、「大学2年生以前から企業のことを知る機会があれば就職活動に役立つか」と聞いたところ、「大学2年生」(67.5%)、「大学4年生」(70.5%)、「社会人2年目」(69.4%)が「そう思う(どちらかと言えばそう思う)」と回答している。

  • 大学2年生以前から企業のことを知る機会があれば就職活動に役立つ

そして、「社会人とのコミュニケーション機会には恵まれてきたか」と聞くと、「大学2年生」(45.3%)、「大学4年生」(26.5%)、「社会人2年目」(35.5%)が「そう思わない(どちらかと言えばそう思わない)」と回答。大学2年生と4年生の間では18.8ポイントの差があり、他と比べて、大学2年生が社会人とのコミュニケーション機会が少ないことが分かる。

  • 社会人とのコミュニケーション機会には恵まれてきた