矢野経済研究所は10月19日、「オタク」に関する消費者アンケート調査の結果を発表した。調査は2022年7月~8月、15歳〜69歳の男女1万人を対象にインターネットで行われた。

  • 「オタク」の分野別推定人数と1人当たりの年間平均消費金額

    「オタク」の分野別推定人数と1人当たりの年間平均消費金額

同調査における「オタク」の分野は26分野。自身をオタクと自認、もしくは第三者からオタクと認知されていると回答した調査対象者を分野別に集計。そこから推定人数を拡大推計した結果、最も多いオタク分野は「アニメ」で約685万人。次いで「漫画」(約648万人)、「デジタルゲーム」(約454万人)、「アイドル」(約361万人)、「ライトノベル」(約136万人)と続いた。

また、オタクを自認する分野に対する1年間の消費金額を算出したところ、「10,000円から50,000円未満」と回答した人が最も多く、一人当たりの年間平均消費金額(26分野全体)は5万2,419円(0円と回答した人を含む集計)という結果に。

推定人数上位5位の分野における消費金額は、「アニメ」(3万5,799)、「漫画」(2万9,541円)、「デジタルゲーム」(4万8,504円)、「アイドル」(9万3,704円)、「ライトノベル」(1万8,648円)となった。