22日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『ジャパニーズスタイル』(毎週土曜23:30~)の冒頭4分間の映像が21日に公開された。
限られた場面設定、登場人物で展開する連続ドラマ“シットコム”ことシチュエーションコメディにテレビ朝日が初挑戦する今作。さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に、実際に観客を入れて30分間ノンストップ、ほぼ本番一発勝負の群像劇が繰り広げていく。
物語は、「虹の屋」の社長である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた哲郎(仲野太賀)が10年ぶりの帰宅を果たすところから始まる。そんな彼と、UNOに興じる流しのフラメンコダンサー・ルーシー(市川実日子)、ナゾ多き料理人・浮野(KAZMA)とのやり取りでは、早速切れ味鋭い会話の応酬劇が。キャスト陣はリハーサル1日、翌日本番、週に2回収録のスケジュールをこなしているという。
やがて浅月凛吾郎(石崎ひゅーい)が登場。ルーシーのセリフで「変な人がたくさんいる、支配人なんて完全なヘンタイ」とあるように、他キャストである要潤、檀れい、そして柄本明はどのような容姿で、どのように登場するのか注目だ。
物語をほっこりと包み込むナレーションはキムラ緑子が担当。また、衣装は多くの著名人や『シン・ウルトラマン』(22年)などのスタイリングも務める伊賀大介氏が手掛け、ルーシーの奇抜かつスタイリッシュなジャージなど、個性的なファッションでコメディの世界観を彩る。