リクルートは10月19日、「絶景紅葉」に関する調査結果を発表した。調査は8月31日~9月2日、20代~50代の男女1,051名を対象にインターネットで行われた。
圧巻の絶景紅葉ランキングの結果、兵庫県にある「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」が1位を獲得した。世界文化遺産・国宝 姫路城を借景に造られた約1万坪の日本庭園には、本格的数寄屋建築の茶室、双樹庵のある「茶の庭」など、趣の異なる9つの庭園群が赤や黄色に彩られ、その景色は、まさに圧巻のひとこと。中でも「御屋敷の庭」の大滝を彩る優美な紅葉は見逃せない圧巻の絶景として知られている。見頃は11月中旬~11月下旬。
続く2位は、山形県にある「蔵王ロープウェイ」。ゴンドラ内から眺める広大な紅葉もさることながら、樹氷高原駅から紅葉の中を進むリフトに乗れば見晴らし抜群のブランコ体験が、蔵山頂駅テラスからは360度パノラマ紅葉が満喫できる。見頃は9月下旬~10月上旬。
3位には、愛知県を代表する紅葉スポット「香嵐渓(こうらんけい)」がランクイン。巴橋の上から見た待月橋と巴川に映る紅葉の景色は圧巻。巴橋から待月橋まではモミジのトンネルが続き、11月に開催される“もみじまつり”では、ライトアップした紅葉も人気で、水面に映る様も見応えがある。見頃は11月中旬~11月下旬。
続いて、新潟県から「苗場ドラゴンドラ」が4位にランクイン。座って乗車できる全長約5.5kmのゴンドラは、山頂駅まで約25分間。標高差約425mの道のりをアップダウンを繰り返しながら、日本最長の紅葉遊覧が楽しむことができる。また、山頂からはエメラルドグリーンに輝く二居湖(ふたいこ)が望め、その景色もまた見応えがある。見頃は10月中旬~11月上旬。
5位は茨城県の「花貫渓谷」。大小の滝が点在し、赤く色鮮やかなモミジやカエデも多数。清流に架かる汐見滝吊り橋が人気の鑑賞ポイント。天を覆うほど旺盛に茂る紅葉が、左右に迫り来る迫力ある眺めは圧巻。見頃は11月中旬。
以下、6位「修善寺虹の郷」(静岡県)、7位「蔦沼(つたぬま)」(青森県)、7位「岡崎市東公園」(愛知県)、9位「寒霞渓ロープウェイ」(香川県)、10位「世界遺産白川郷合掌造り集落」(岐阜県)となった。