パナソニックは10月17日、「寝る前スマホ」に関する調査結果を発表した。同調査は9月8日~9日、全国の20~40代の女性801名を対象に、インターネットで実施した。
スマートフォンを持っている20~40代女性に、寝る前にスマホを見ているか尋ねたところ、95.8%が「日常的/習慣的に『寝る前スマホ』をしている」と回答した。
寝る前にスマホを見ている人に、どのようなことをしているかを聞くと、多かった回答は「SNS」(64.8%)と「動画視聴」(57.2%)だった。「メールやメッセージの確認・やりとり」(30.2%)、「ニュースチェック」(28.6%)も多い。費やしている時間を聞くと、平均は1.4時間となり、就寝前の平均1時間以上をスマホに費やしていることがわかった。
「寝る前スマホ」をする時間はどのような時間であるか尋ねたところ、最も多かったのは「自分にとって必要な時間」(43.6%)だった。「リフレッシュ・気分転換の時間」(35.6%)、「楽しみな時間」(35.0%)、「ほっとする・落ち着く時間」(32.8%)も多く、「罪悪感がある時間」(10.4%)という回答は少なかった。
「寝る前スマホ」が夜更かしにつながることがあると思うか聞くと、88.0%が「ある」と回答し、寝る前スマホが睡眠に影響をおよぼすことを自覚している人も多いことがわかった。
寝なければいけないと思うが、「寝る前スマホ」をしたい気持ちも同時にあると思うか尋ねたところ、74.2%が「ある」と回答した。「睡眠に良くないのはわかっているが、誰にも邪魔されない貴重な時間なので」「日中は家事や育児でなかなか自分の時間が取れないため、寝る前の1時間程、自分の時間をゆっくり取るようにしている」などの声が挙がっている。
どうせ「寝る前スマホ」をするなら、その時間をさらに充実・有効活用したいと思うか聞くと、74.4%が「思う」と答えた。理由としては、「スマホを見ているだけの時間はもったいないので、何か自分のためになることをしたい」「スマホだけを見ていると生産性が悪いため、他にもできることがあればしようと考えている」などが多かった。
「寝る前スマホ」と同時に行っていることを聞くと、「ストレッチやマッサージをする」(65.1%)が最も多く、「音楽・ラジオ等を聴く」(37.3%)、「部屋を暗くする」(33.3%)、「美容ケアをする(フェイスパックや美容家電の活用など)」(28.7%)、「体操をする」(18.3%)という順になった。