Cake.jpは10月18日、「推し活に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月、10代~70代の男女1,794名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「推し活」の認知度は90.4%。「推し活」の経験がある人の割合は、女性が81.8%、男性が67.2%と、やや女性の方が積極的なよう。推しのジャンルは、女性は1位「男性アイドル」、2位「アニメ・漫画」という結果に。対して男性は「VTuber」がダントツトップ。2位に「アニメ・漫画」が続いた。
そこで、具体的に誰を推しているのかを聴取した結果、「私の推しランキング」グループ篇では、バーチャルアイドルグループ「ホロライブ」が1位に。続く2位は韓国のボーイズグループ「BTS」、3位はジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「Snow Man」がランクイン。
一方、個人篇では、1位「大橋和也(なにわ男子)」、2位「ジミン(BTS」「ジョングク(BTS)」、3位「西島隆弘(Nissy/AAA)」「白上フブキ(ホロライブ)」が上位となった。
次に、「推しの誕生日」について調査を行った。まず、「自分の誕生日よりも推しの誕生日の方が気合が入りますか?」と聞いたところ、実に88.7%が「入る」と回答。また、77.6%が「推しの誕生日をカレンダー登録している」ことが明らかに。
そこで、推しの誕生日をお祝いするために行う活動「本人不在の誕生日会」の実施経験について聞くと、全体の62.8%(女性68.6%、男性21.1%)が「ある」と回答。また、年に何回行うか聞いたところ、「年に2回以上」行う人が過半数以上(50.8%)いることが判明。中には「5回以上」(13%)実施する人もいるなど、推しの人数が複数名いたり、ファン同士の集まりが複数回あることが伺い知れる結果となった。
次に、「本人不在の誕生日会」で何をするのかを教えてもらったところ、「ケーキを購入」(95.3%)が圧倒的多数に。人気のケーキは、推しのイメージカラーのクリームを使ったケーキで、推しの名前でかたどられたアイシングクッキーや、画像を印刷したチョコレートプレートをのせたりと、カスタマイズできるケーキが人気のよう。
ケーキ選びで大切なポイントを聞くと、「価格」(46.6%)や「味が美味しい」(40.9%)と回答した人が多く、SNSの発信のために「見た目の良さ」を重視するとともに、美味しさにこだわりたい人も多いことが分かった。
最後に、「本人不在の誕生日会」の準備に関する質問をしたところ、準備に「1か月以上かける」人が約69%おり、特に「ケーキを用意するのが大変」(46.3%)、「どうしたら映えるのかわからない」(44%)、「センスがあまりない」(42.4%)といった声があがった。