カシオ計算機、長野県 駒ヶ根市、ケイティケイは、「プラスチックごみ削減のための連携に関する協定」を締結した。

今後は、プラスチックごみ削減に向けて三者が連携を図り、循環型社会の実現に取り組んでいく。協定では、カシオ計算機がプラスチックごみを従来モデル比で約97%削減できるラベルライター「Lateco」を駒ヶ根市に提供。駒ヶ根市は市役所や学校などで「Lateco」を活用し、プラスチックごみの削減を図る。

  • カシオ計算機のラベルプリンター「Lateco(ラテコ)」シリーズ。左がEC-K10、右がEC-P10

  • 従来モデルのプラスチックごみ量(左)と、Latecoシリーズのプラスチックごみ量(右)

ケイティケイは、リサイクルトナーやリサイクルインクリボンなど、リサイクル商品の製造販売を行う企業。駒ヶ根市は、ケイティケイ駒ヶ根工場に使用済みトナーカートリッジを返却し、リサイクルされた「リパックトナー」を使用することで循環型社会への貢献を図る。ほか、駒ヶ根市で使用するレーザープリンタに「SDGs貢献シール」を貼り、環境への意識向上を高めていく。ケイティケイは、駒ヶ根市の環境美化活動や駒ヶ根市の開催する講演会、学習会などにもカシオ計算機とともに参加し、三者取り組み事例の紹介、PRなども行う。

  • 左から、カシオ計算機 執行役員 環境戦略・次世代環境構築担当 篠田豊可氏、駒ヶ根市長 伊藤祐三氏、ケイティケイ 代表取締役社長 青山英生氏