エプソンダイレクトは10月18日、環境負荷低減に取り組んだマイクロサイズのPC「Endeavor ST55E」を発表し、オンラインショッピングサイトとコールセンター通じて同日より受注を開始した。また、Windows 10 IoT Enterprise LTSCを搭載した「Endeavor JS55」も同時発売する。「ST55E」の基本構成価格は84,700円、「JS55」の基本構成価格は90,200円。
Endeavor ST55Eは、通常時消費電力を従来モデルの約4.7Wから約3.8Wまで約19%削減したほか、ストレージに消費電力の低いSSDを採用し、すべてのカスタマイズ構成で国際エネルギースタープログラムに適合。フロントベゼル部分には再生プラスチックを65%以上使用するなど同機種のCO2排出量は約34.5kgとなり、従来モデルより約10%削減したとする。
筐体はW33×D150×H150mmと小さく、狭いスペースへの設置が可能。筐体は白く清潔感があり、病院・クリニックや店舗の受付での使用にも適するという。
なお、タッチパネル液晶ディスプレイの背面に「Endeavor ST55E(ブラック)」を装着した状態で届く「タッチパネル液晶一体型PC」も同時に発売する。
「Endeavor ST55E」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-1135G7(i3-1115G4、Celeron 6305も選択可能)、グラフィックスはIntel Core UHD Graphics(CPU内蔵)、メモリは4GB PC4-3200 DDR4 SDRAM(8GB、16GB、32GBも選択可能)、ストレージは128GB SSD(256GB、512GB、1TBも選択可能)。
インタフェースはUSB 3.2 Gen2 Type-A×2、USB2.0×1、USB 3.2 Gen1×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×2、有線LAN×1、DisplayPort×1、HDMI19ピン×1など。OSはWindows 11 Home 64bit(Windows 11 Pro 64bit、Windows 10 Pro 64bit(Windows 11 Pro 64bitダウングレード)も選択可能)。