俳優のクリスチャン・ベールが主演を務めた映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。
マイケル・ルイス氏の著書『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』を原作に、リーマン・ショックによる世界的な経済危機の裏側で、4,000億円もの利益をたたき出した男たちがいたという実話をもとにした同作。
金融トレーダーのマイケル(クリスチャン・ベール)は、返済の見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品(サブプライム・ローン)が数年以内に債務不履行に陥る可能性があることに気付く。ウォール街の銀行家や政府の金融監督機関がマイケルの予測をまったく相手にしない中、マイケルは“クレジット・デフォルト・スワップ”という金融取引に目をつけ、ウォール街を出し抜こうと画策する。
同作は『アントマン』のアダム・マッケイが監督を務めたほか、ブラッド・ピットが製作に名を連ねた。また、ブラッド・ピットは髭をたくわえた冴えない元銀行マンのベン役で出演もしている。
主人公のマイケルを演じたのは、『ダークナイト』3部作でバットマン役を務めたクリスチャン・ベール。役ごとに毎回違うアプローチをすることで知られるクリスチャン・ベールが、今作ではヨレヨレのTシャツに短パン姿でヘヴィメタル好きという変わり者トレーダーを好演している。