中国で流行っているという「焼肉弁当」が、「肉を網で焼く体験」まで提供していて斬新だとネットで話題となっている。一体どういった焼肉弁当なのだろう。
話題となっている焼肉弁当には、弁当箱の中に「生肉」と「ミニバーベキューグリル」が入っている。もちろんライスと、ほかに野菜炒めや味噌汁も付属するようだ。このミニバーベキューグリルがこの弁当のキモで、BENTO-YAKIと印刷された小箱に、焼き網と炭がセットされている。マッチや木製のトング、ソース、消火用の水まで同封されているので、マッチで炭に火をつけて、生肉を焼いて食べるという一連の体験を堪能することができるのだ。トングで網の上の肉を焼いていると、まさに焼肉屋さん来たような感覚になってしまうだろう。
この焼肉弁当で肉を焼いて食べる様子は、YouTube動画で見ることができる。こちらは、中国・香港の「弁当焼 Bento-Yaki」が提供するお弁当だ。ミニバーベキューグリルの火力は弱めなので、肉はじっくりと焼く感じのようだ。日本でも紐を引いて温める弁当などは見かけるが、「肉を網で焼く体験」まで提供し、焼きたての肉が食べられる弁当とは、なんて贅沢なんだろう。
ネット上では「ホットプレート出すの面倒くさいからこういうの日本でもやって欲しい。」「結局すべてのクリエイションは体験の提供なんよ」「これ天才だろ」など称賛の声が寄せられた。一方で、「生肉の提供と消防法にも触れそうで日本じゃ無理なんじゃないかな。」「練炭っぽいけど、消火は?段ボールは耐火なの?換気は?一酸化炭素中毒大丈夫?」など日本でやるのは難しそうという声も寄せられた。