イオレは10月17日、「旅行・レジャー」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月29日~10月11日、同社運営サービス「らくらく連絡網」の利用者715名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、直近一年以内に旅行(一泊二日以上のレジャーや外出)に出かけた人の割合は58.9%。行き先は「国内地方外」(39.0%)が最も多く、国内でも遠方へと足を伸ばす人が多いことがわかる。
宿泊先の予約については、「1〜2か月前」(25.4%)あるいは「2週間〜1カ月前」(24.7%)にした人が多く、「新型コロナウイルス流行前と比べて、宿泊先の予約完了日から旅行当日までの期間は短くなりましたか?」と聞くと、41.6%が「短くなった」と回答した。
一方、旅行へ行っていない人は41.1%。理由を聞くと「コロナ感染のリスクを考えてやめた」(60.2%)が6割を占めた。
次に、10月11日から実施される「全国旅行支援」について調査を行った。「全国旅行支援」の認知度は、「名前は知っているが内容は知らなかった」が49.1%。まだ始まったばかりということもあり、31.7%が「知らなかった」と回答。これを始めとした国や自治体の実施する施策の利用については、 「既に利用した/利用を前提に旅行を計画している/利用したいと思う」を合わせると82.4%となり、 8割以上が施策の利用に意欲的な姿勢を見せた。
「利用したいと思わない」と回答した人に理由を聞いたところ、「コロナの感染リスクが不安だから」「ワクチン接種の要件を満たしていないため使えないから」といったような理由が多く見られた。
旅行に行く場合、いつ頃行くかを聞いたところ、「11月」(22.9%)や「12月」(19.5%)に回答が集中。1泊1人当たりの予算は、「1〜2万円」(37.9%)あるいは「1万円以下」(26.4%)が多い。
また、旅行のコンセプトについて聞くと、「レジャーを中心に観光名所などを積極的に回る」(63.3%)が多かったほか、4人に1人が「ホテルや旅館の中で贅沢な時間を過ごす」(25.6%)ことを目的としており、いわゆる「ホカンス」の需要が高まっていることが伺えた。