フォルクスワーゲンジャパンはこのほど、「ゴルフ」の高性能バージョン「ゴルフR」を発売した。

  • 新型「Golf R」「Golf R Variant」を発売 ※「Golf R」ボディカラー:ラピスブルーメタリック オプション装着車

ゴルフRは639.8万円

ゴルフRは2021年にフルモデルチェンジした新型「ゴルフ」「ゴルフバリアント」に、新たなパワートレインとして「ゴルフ」史上最もパワフルな320馬力を発生させる2.0TSIエンジンを採用したモデルだ。スポーティーな内外装を身にまとったゴルフのフラッグシップモデルとなる。

  • 「ゴルフ」史上最もパワフルなハイパフォーマンスモデル ※「Golf R Variant」ボディカラー:ディープブラックパールエフェクト オプション装着車

新型ゴルフRには235kW/320PSの最高出力と420Nmの最大トルクを発生させる2.0TSIエンジンを採用。先代モデルと比べると排出ガスの低減や燃費性能の向上、エンジン特性の最適化を目的に様々な改良が施されている。最高出力は先代より10PSアップ、最大トルクは20Nm引き上げた。

また、先代に比べて1インチ拡大された18インチブレーキシステムを採用することでブレーキ機能も高められ、高速度域からも安心して止まれるブレーキング性能を実装。ブルーにペイントされ、“R"ロゴをあしらったブレーキキャリパーはパフォーマンスだけでなく、視覚的にも特徴のひとつとなる。

  • 最高出力320PS、最大トルク420Nmを発揮する 「Golf」史上最もパワフルなエンジンを採用 ※「Golf R」ボディカラー:ラピスブルーメタリック オプション装着車

さらに新型ゴルフRには、ランニングギアの大幅な改良も施されていることに加え、すでに「Tiguan R」に採用されている“Rパフォーマンストルクベクタリング"と“ビークル ダイナミクス マネージャー"を採用。これにより最適なトルク配分と正確でニュートラルなハンドリングを実現し、今まで以上にドライビングプレジャーを体感できる。

  • ビークルダイナミクスマネージャーやRパフォーマンストルクベクタリングなどの採用によりドライビングダイナミクスを向上

エクステリアはR専用デザインのバンパーを採用。サイドシルは専用のボディカラー同色となっており、リヤに採用されているグロスブラックのリヤディフューザーと4本出しのエクゾーストパイプがスポーティーな雰囲気を醸し出している。インテリアは、カーボン調のデコラティブパネルの他、鮮やかなブルーの“R"ロゴをあしらったR専用のヘッドレスト一体型トップスポーツシートが採用されている。

  • 数多くの“R"専用装備を内外装に身にまとい、スポーティーな雰囲気を演出 ※R専用ファブリック&マイクロフリースシート ※写真は一部実際と異なる

その他、デジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro"には、ドライビングプロファイルでスポーツもしくはレースモード(R専用)を選択すると、デジタルメータークラスターにR専用の表示が可能となっており、気分を高揚させてくれるアイテムが装備されている。

新型ゴルフRは1グレードのみの展開。全国希望小売価格は新型ゴルフRが639.8万円、バリアントが652.5万円だ。