そろそろ本格的に秋到来。どんぐりを目にする機会も増えてきますが、どんぐりにも色々な種類があることをご存じでしょうか?

日本の自然を守るNGO「日本自然保護協会(NACS-J)」(@NACSJ)がTwitterで発信している「どんぐり検索表」が、「楽しい」「ためになる」と話題になっています。

一口に「どんぐり」といっても「パンツ」のデザインにはじまり、どんぐりの形やトゲの形状で種類を見分けることができるんですね。この投稿に対し、引用リツイートでは「どんぐり検索表、わかりやすい!!」「これ凄く為になりましたーーー」「これは永久保存」といった感謝の声が寄せられました。

  • (@NACSJより引用)

どんぐりのヘタのような部分は「帽子」だと思っていた人も多いのではないでしょうか。「帽子って呼んでました」「帽子と思ってきたけど…パンツなのね」という驚きのコメントも。

  • (@NACSJより引用)

このツイートをした日本自然保護協会の「中の人」に、「どんぐり検索表」を作ったきっかけなどをうかがいました。

「どんぐり検索表」、投稿者に聞いてみた

――どんぐり検索表のツイートが話題になり、「ためになった」「使いたい」といった声が寄せられています。

多くの方にどんぐりの多様性を知っていただきとても嬉しいです。これからの季節、小さいお子さんから大人まで、ぜひいろんな方にどんぐり検索表をお供にお出かけしていただけたらと思います。

  • (@NACSJより引用)

――こちらの検索表をつくられたきっかけを教えてください。

私たち日本自然保護協会(NACS-J)は、身近な自然に興味をもってもらうきっかけづくりに『今日からはじめる自然観察』という資料を、NACS-J会員向けの会報コンテンツとして作成しています。

どんぐり検索表もその一環として作成したもので、他にも、例えば石ころや松ぼっくり、カマキリやセミの抜け殻といった、季節の生き物などの観察ポイントも紹介しています。日本自然保護協会のWebサイト内「【配布資料 まとめ】今日からはじめる自然観察」というページでは、外出が楽しくなるさまざまな自然観察のポイントをまとめているのでぜひチェックしてみてください。

――日本自然保護協会(NACS-J)はどのような取り組みをされているのでしょうか。

私たちは、人と自然がともに生き、子どもからお年寄りまでが豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会をつくることを目指して活動する自然保護NGOです。

全国各地で海や森林などの自然保護活動を展開しているほか、人と自然のつながりを実感する機会が減っている今、自然の魅力と恵みを伝える自然観察指導員をはじめとした、自然の守り手を増やす活動をしています。

私たち日本自然保護協会は皆さまのご寄付やご支援をいただき活動しています。皆さまの温かなご支援をお願いいたします。


これまで何気なく目にしていたどんぐりも、こんなに色々な種類があるとわかると興味が深まりますね。「どんぐり検索表」をお供にすれば、秋の外出がますます楽しくなりそうです。