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【この記事のエキスパート】
司書教諭資格:タクミ

司書教諭資格:タクミ

司書教諭と学芸員の資格を保有しているライター。どのようなジャンルの本も幅広く読む。趣味は美術館巡りと図書館通い。コーヒーを飲みながら、一人でゆっくり読書するのが好き。いつか海外の美術館に行ってみたい。


短編小説はページ数が短く、長編小説より短い時間でひとつの物語を読み終えられるのが魅力です。この記事では、短編小説の選び方とおすすめ作品を紹介。名作、恋愛、ミステリー・ホラー、SF・ファンタジーなど、各ジャンルでおすすめの読みやすい・面白い短編小説をピックアップ。

短編小説ってなに?

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小説には、短編・中編・長編小説がありそれぞれ明確な定義はありません。おおよそ短編小説であれば文字数400字の原稿用紙80枚程度まで、文字数にすると32,000文字程度までのものを短編小説とすることが多いようです。

長編小説であれば原稿用紙200枚以上が一般的。短編小説は文字数が短いぶん、主題が分かりやすくなっています。

短編小説の魅力をチェック

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短い物語である短編小説にはどんな魅力があるのでしょうか。詳しくチェックしていきましょう。

1冊で複数の物語を楽しめる

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長編小説は1冊、もしくは複数冊でひとつの物語を楽しみます。短編小説は1冊に複数の物語を楽しめるのが魅力。それぞれの小説の結末を想像しながら読み進めるのは楽しいもの。

短編小説のなかには、同じストーリーに登場する複数の登場人物が主人公になるような連続短編小説というジャンルもあります。短編小説でありながら、1つの長編小説を楽しんでいるような気分になれるのが連続短編小説です。

すき間時間に楽しめる

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長編小説は何時間も何日もかけて読み終える人が多いですが、短編小説はページ数が少ないため、読み終えるのも短時間ですみます。読書の時間がなかなかとれないという人も読み進めやすいのが短編小説の魅力です。

通勤や通学の電車のなかで1話読み終えられる場合も。長編小説の途中で挫折してしまう人や飽きっぽい人にもぴったりです。

短くまとまっているので想像力をかきたてられる

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短編小説はページ数が少ないため、登場人物のこまかな心理描写や背景などの描写が少なくなりがちです。読者がそれらを自ら創造する必要が出てきます。面倒に思う人もいるかもしれませんが、それを楽しみながら読むのが短編小説の魅力のひとつ。

また、短編小説でははっきりと結末をしめさず終わる場合もあります。登場人物のとある一言で終わるという手法も存在しています。

アンソロジーを楽しめる

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短編小説ではアンソロジーが楽しめるのも魅力です。アンソロジーはひとつのテーマをもとに、複数の作家がそれぞれ短編を書いてまとめられたもの。同じテーマでありながらまったく異なる作風を楽しめます。

好みのテーマのアンソロジーや参加している好きな作家をきっかけに、新たに好きな作家を見つけるといった楽しみ方ができます。

エキスパートからのアドバイス
まずはアンソロジー作品から読んでみて

【エキスパートのコメント】

「どの作家の短編小説を選べばいいか分からない」という人は、さまざまな作家の作品が収録されたアンソロジー短編集を選ぶといいでしょう。たくさんの作家の短編作品が一気に読めるので、好みのテイストが見つかりますよ。

読みたい作品をチェック!

短編小説はいろんなタイプがあるので、好みに合うものを選ぶようにしましょう。上の図を参考にしてみてくださいね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)