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【この記事のエキスパート】
司書教諭資格:タクミ
司書教諭と学芸員の資格を保有しているライター。どのようなジャンルの本も幅広く読む。趣味は美術館巡りと図書館通い。コーヒーを飲みながら、一人でゆっくり読書するのが好き。いつか海外の美術館に行ってみたい。
思春期の切ない想いなどを思い起こしたいなら、辻村深月の小説がぴったり。文学賞を受賞した作品や、ドラマ化・映画化されたものもたくさんあります。この記事では、辻村深月作品の選び方とおすすめ作品の詳細を解説します。『傲慢と善良』など人気の新刊もピックアップ!
メディアミックス作品がたくさんある辻村深月作品
辻村深月は、テレビドラマ化や映画化される作品が多い作家です。これまでにも数多くの作品がテレビや映画館で放送・上映されています。
若者の揺れ動く気持ちの移り変わりを絶妙な描写で書き表すことができ、スリリングながらも、ハッピーな結末で読み終われる感じが特徴。また、同じ人物が、異なるいくつかの作品に登場するのも、辻村深月作品の定番です。
辻村深月作品の選び方
まずは辻村深月作品の選び方をチェックしていきましょう。司書教諭・yokoさんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりの辻村深月作品を選ぶために参考にしてみてくださいね。
ポイントは下記。
【1】関連する登場人物で選ぶ
【2】代表作を選ぶ
【3】短編集を選ぶ
【4】近年の作品を選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】関連する登場人物で選ぶ
辻村深月作品は、それぞれ独立したストーリーであるものの、関連した登場人物がいることも多いので、読む順番がとても大切といわれます。
出版社のサイトでも紹介されているとおり、ある代表作を読みたいと思ったときにどの順番で読みはじめればいいのかをチェックして、作品を入手するようにしましょう。
【2】代表作を選ぶ
辻村深月作品には、数多くの文学賞を受賞した作品やノミネートされた作品があります。また、テレビドラマ化されたり映画化されたりした作品もたくさんです。
選考する作家や世間の人々が高く評価した辻村深月の代表的な作品から読みはじめることで、辻村深月がどのようなジャンルの作家であるかがだいたい判断できるでしょう。
【3】短編集を選ぶ
日ごろから忙しくしていて、読書を楽しみたいと思ってもなかなか時間が取れないというケースもよくあります。辻村深月作品には、短編集がたくさんあり、スキマ時間で、物語のフィナーレまで読み進められるのが特徴です。
短編集なら、1冊買うだけで、収録されているいろいろな小説作品を読めるので、おトクです。ふだん小説を読む機会があまりないという方にもおすすめです。
【4】近年の作品を選ぶ
辻村深月は、2004年から作品を発表し続けており、初期の作品にも名作がたくさんありますが、近年に出版された新刊にも、過去のものをしのぐ評価を得ている作品が多くあります。
いまを代表する作家のひとりとして年々進化している辻村深月の新しい作品を探して、作風がバージョンアップされた小説を楽しんでください。
司書教諭がアドバイス
自分に近い主人公が出てくる作品を選ぶ
【エキスパートのコメント】
辻村深月さんの作品は、登場人物の細かい心理描写や、目が離せないストーリー展開が魅力です。
年齢や状況の近い主人公が出てくる作品を選ぶと、より感情移入できるでしょう。思春期の生きづらさを描いた作品も秀逸なので、中学生が主人公の作品も見逃せません。