ヒューネルは、「結婚式に関するアンケート調査」の結果を10月13日に発表した。同調査は9月12日~13日の期間、インターネットによる選択・記述式回答にて、男女500人(未婚者250人/既婚者250人)を対象に実施した。
まず、未婚者250人に「将来結婚したら結婚式を挙げたいですか?」と質問したところ、78%が「結婚式を挙げたくない」と回答している。
「結婚式をやりたくない」と回答した194人に、その理由を複数回答で聞いてみたところ、最多が「結婚式以外のことでお金を使いたい」で113人。次いで「結婚式の準備が面倒くさい」(99人)、「結婚式で注目されるのがイヤ」(87人)と続いた。
「結婚式以外のことでお金を使いたい」という回答が多い点においても、結婚式に対する価値観の変化が伺えると言う。
続いて「結婚式を挙げたい」と回答した未婚者56人に「結婚式を挙げたい理由」もしくは「結婚式は必要だと感じる理由」を聞いてみたところ、「家族の思い出になるから」が45人で最多。続いて「親孝行になるから」(29人)、「夫婦としての自覚が生まれるから」(18人)という結果となった。
ここからは結婚式を挙げた既婚者250人に、結婚式に関する率直な感想を聞いた。
結婚式を挙げた既婚者250人に「結婚式を挙げるにあたって重視した項目」を複数回答で聞いたところ、最も多かったのが「披露宴会場の雰囲気」(170人)。続いて「結婚式にかかる費用」(147人)、「料理」(124人)という結果となった。
結婚式を挙げた既婚者250人に「結婚式を挙げて良かったと思いますか?」と聞いてみたところ、「良かった」との回答が73%、「どちらかと言えば良かった」との回答が22%で、あわせて95%が「結婚式を挙げて良かった」と回答している。
「結婚式を挙げて良かった」と回答した人を対象に、「結婚式を挙げて良かった理由」を聞くと、「貴重な思い出になり、その後の結婚生活でも支えになっている」「両親が喜んでくれた」「自分が主役の時間を過ごすことができて良い思い出になった」など、多くが「良い思い出になった」との意見を寄せている。
また少数だったが「結婚式を挙げて後悔した」と回答した人にその理由を聞いたところ、「借金してまで実施するべきではなかった」「これだけのお金を他に回せたら……という後悔が残った」「事前の打ち合わせや出欠確認やお礼の電話などが大変だった」など、結婚式以外のことにお金を使えば良かったとの声が多く寄せられた。