5人組YouTuber・コムドットのやまとが15日、東京・大手町の日経ホールでビジネス書『アイドル 2.0』(発売中 1,650円税込 講談社刊)の出版記念公演を行った。
2021年タレント本ランキング1位、40万部を突破した初書籍『聖域』、そして歴代男性写真集1位を記録した初写真集『TRACE』など、2021年からエンターテインメント業界を席巻している人気YouTuber・コムドットのリーダーであるやまと。出版化発表後、予約殺到により初版15万部でスタートした初のビジネス本『アイドル 2.0』は、リーダーとして、社長として時代の先頭を突き進む彼が、コムドットを約4年でトップYouTuberにするために積み重ねてきた泥くさい試行錯誤と緻密な分析、そして徹底的に練り込まれた戦略を初めて明かした話題作となっている。
この日は約1万人の応募から選ばれた約1,620人を前に、3回(中高生の部、大学生の部、社会人の部)に分けて講演を実施したやまと。講演後に報道陣向けの取材に応じ、「今まで一度だけ講演会をやらせてもらいました。その時は1時間半でしたが、今回は3部。話す内容も全く違う内容で、何をみんなが知りたいのか考えるのが大変でした」と心境を明かしつつ、「それぞれに対して自分が言いたいことを言えたので本当に満足しています」と満足げ。
初めて書き下ろしたビジネス本については「『聖域』とは違うアプローチで言葉を届けたいと思いました。もうちょっと視点を上げて、より現実味のあるビジネス的な本を作りたいと思いました。タイトルは先に決めてましたよ」と制作までの過程を明かしつつ、「コムドットは悪目立ちしているイメージが先行していますが、それを払拭するために書いた本と言っても過言ではありません。僕たちの考えに興味がある人や社会人・大学生の方々でこれから何か挑戦していく人に是非読んで欲しいです」とアピールした。
講演では"挑戦"という言葉を何回も発したやまと。それにちなみ、「自身が挑戦したいことは?」という質問に、「コムドットの映画を作って欲しい」と回答し、「俳優さんに自分たちを演じて欲しいですね。僕は菅田将暉さん、ゆうたは坂口健太郎さん、ゆうまはムロツヨシさん、ひゅうがは柳楽優弥さん」と具体的な名前も。その一方で「あむぎりはあむぎりで(笑)」と笑いを誘いつつ、「冗談ですけどあっちゃん(あむぎり)は大泉洋さんで。ちょっと夢みたいな話ですが、いつか僕たちの人生が映画になれば面白いですね」と期待を寄せていた。