進学や就職などを機に、住み慣れた地元を離れて上京する学生や社会人は少なくありません。新しい生活にワクワクする反面、やはり故郷が恋しくなったり、ホームシックになったりも少なからずあるかと思います。

そんなとき、もし家にこんな照明があったら、寂しい心を少し癒してくれるかもしれません。

上京してから半年が経ったけど、どうしても地元の田舎の景色が恋しくなってきたから、家の中で田舎の夜を感じられる間接照明作った (@nal_333より引用)

  • (@nal_333より引用)

ツイートの投稿主は「なるみ(@nal_333)」さん。上京して半年になるというなるみさんは、やはり地元の風景がどうしようもなく恋しくなってきてしまったそう。そこで、家の中でも“田舎の夜”を感じられるよう「コイン精米所の間接照明」を自作したのだとか……!

たしかに都内ではほとんど見かけないコイン精米所ですが、地元の田舎の景色=コイン精米所という発想が、なるほどと膝を打つような目の付け所ですよね。

  • (@nal_333より引用)

夜の暗い道にポッと明かりが灯るコイン精米所は、どこかほっとしたような気持ちになりますが、まさかそこに着眼点を持ってくるとは、素晴らしい発想ですよね。

コイン精米所を見事に再現したこの間接照明は多くの人の心を掴み、ツイートは2.6万件のリツイート、15.8万件ものいいねを獲得(10月13日時点)。数多くのコメントも寄せられました。

「えー! すごい作品 米ぬかの持ち帰り場所も作ってください」

「じいちゃんと車に乗ってよく行ってたわ…懐かしい。」

「あかん、胸が締め付けられる…懐かしい、懐かしいんだ…」

「すげえ、本気で欲しいと思ってしまった」

「精米中はうるさいけど、精米後の米は暖かいんだよな」

「これ見ると落ち着く」

ツイ主さんに聞いてみた

「懐かしい」「落ち着く」といった声も多く寄せられたこの間接照明。実際に作った際の感想などについて、制作者のなるみさんに話をお聞きしました。

ーー故郷にあるコイン精米所を見ると、具体的にどんな気持ちになるのかをお聞かせいただけますか?

地元で暮らしていたころはなんとも思わなかったのですが、東京に引っ越してきてから写真などで見てみると、ものすごくノスタルジーな気持ちが湧いてきます。

ーーこの照明を作る際に気を付けたことなどはありますか?

実際にポツンと立っている時の可愛さを表現できるように、ある程度デフォルメをしながらもなるべくリアルに作ることにこだわりました。

完成すると、思っていた以上に郷愁漂う感じになりしんみりしてしまいました。


なるみさんはこの他にも数々のユニークな作品を作られています。ぜひアカウントを覗いてみてくださいね♪