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【この記事のエキスパート】
司書教諭資格:タクミ

司書教諭資格:タクミ

司書教諭と学芸員の資格を保有しているライター。どのようなジャンルの本も幅広く読む。趣味は美術館巡りと図書館通い。コーヒーを飲みながら、一人でゆっくり読書するのが好き。いつか海外の美術館に行ってみたい。


宮部みゆきは直木賞受賞作のミステリー小説や時代もの、ファンタジーなど幅広いジャンルの作品がある日本を代表する作家のひとり。ここでは、短編・長編、映画・ドラマ化された代表作まで、おすすめ商品を厳選。みんなのイチオシや自分に合った作品がわかる診断チャート付き!

直木賞作家・宮部みゆきとはどんな作家?

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宮部みゆきは、1960年東京都生まれ。法律事務所などでの勤務を経て、1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、作家デビューを果たしました。

その後「魔術はささやく」で日本推理サスペンス大賞、「火車」で山本周五郎賞、「理由」で直木賞を受賞するなど、国内のそうそうたる文学賞を次々と受賞。

現在は直木賞などの選考委員も務めており、日本の文学界をけん引する存在となっています。

宮部みゆき作品の特徴と人気の理由

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宮部みゆきは、ミステリー小説から時代もの・SF・ファンタジーまで、さまざまなジャンルの作品を発表しています。

ディテールにこだわった日常描写など、リアルな世界観を楽しめるのが魅力。また心の闇ややさしさといった心理描写にもすぐれているのが特徴です。

スリルな展開のストーリーや緻密に作りあげられた物語は、日本国内はもちろん海外でも多くのファンを集めています。

タイプ別診断! 自分にぴったりの宮部みゆき作品は?

宮部みゆきの作品は、ジャンルや取り扱うテーマ、ボリュームなどがさまざま。まず、どんな作品を読んでみたいのかチェックしてみましょう。

診断チャートで簡単チェック!

ここでは、診断チャートでどのタイプが自分に合っているのかチェックすることができます。ぜひ試してみてくださいね。

A:初めての人にも最適な初心者向け作品

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ブレイブ・ストーリー(上)

宮部みゆき作品で初心者におすすめの作品は長編で比較的読みやすい宮部みゆきのザ・代表作です。ドラマや映画化されているような作品であれば、初めに映像を観てから読むのもよいでしょう。

とくにおすすめの作品が、『レベル7』『理由』『ブレイブストーリー』といったドラマや映画化された長編ものです。

B:サクッと読める短編小説・短編集

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我らが隣人の犯罪 (文春文庫 み 17-1)

宮部作品をササッと手っ取り早く読みたいなら、もちろん手軽に読みやすい短編小説がおすすめ。

なかでも、上記でもご紹介した『我らが隣人の犯罪』がおすすめですが、ほかにも、失恋からコンピュータ犯罪の片棒を担ぐにいたる日常系ミステリー作『返事はいらない』、ホラー要素もあるミステリー作『地下街の雨』あたりもファンの間で人気の短編作品です。

C:ドラマ・映画化された映像化作品

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ソロモンの偽証 第I部 事件

話題の映画が公開される際、原作を読んでから観るか先に映像作品から観るか、意見が分かれるところですよね。

『ソロモンの偽証』『クロスファイア』『ブレイブストーリー』など宮部みゆき作品にはドラマ・映画化された作品が多数あります。アニメやファンタジーの世界感が好きなら『ブレイブストーリー』、超能力をモチーフとしたサスペンスが好きなら『クロスファイア』などが読みやすいかもしれません。

映像には脚本があるため、映像作品と原作の結末が微妙に異なることもしばしば。そんな違いが顕著な作品ほどおすすめです。ぜひ両方観て読んでその違いを楽しんでみてください。

D:宮部みゆき通(ツウ)向けの小説

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模倣犯 (上)

宮部ファンの間で人気の作品としてよく話題になるのが消費者金融のありかたをテーマにしたミステリー小説『火車』です。そのほか、歴史・SF・ミステリーの要素が組み合わさった『蒲生邸事件』、そして代表作のひとつである長編サスペンス『模倣犯』。これら通好みの作品をおさえておけば、あなたも宮部みゆきファンの仲間入りです。

宮部みゆき作品の特徴は、身近な社会問題をシリアスに捉えながらも人間味のある心理描写も描き、スリルある展開に読者を誘うところです。ぜひそうした点にも着目してみてください。

E:宮部みゆきという人物を知るエッセイ集

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ほのぼのお徒歩日記 (新潮文庫)

宮部ファンであれば、本人の言葉で語られるエッセイやインタビュー集などにも惹かれますよね。宮部みゆきという作家がどういった人なのか、どういった幼少期を送り、どのような考えをもってあの名作を書き上げたのか、とても気になりますよね。

そこで、おすすめしたい作品が、氏の初のエッセイ集『平成お徒歩日記』です。また、このエッセイ集に書き下ろし一編を加えた新装完全版の『ほのぼのお徒歩日記』もあります。担当編集とともに歩いて食べて語り尽くした宮部みゆきの珍道中に、作品同様またもや引き込まれてしまいますよ。

本のサイズや電子書籍もチェック!

【エキスパートのコメント】

宮部作品をコレクションしたい方であれば、帯付きの初版本・ハードカバー(判型は四六判など)で揃えたいところ。もし、かさばらないサイズで読み耽りたいのであれば、文庫本かスマホやタブレットで読めるKindleやKoboなどの電子書籍がよいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)