妊娠中でも安心して食べられる"火を通した寿司"「加熱寿司」が、11月22日より販売される。
加熱寿司は、クラウドファンディングで目標額1113%を達成した「生ものが食べられない人のための新しい寿司」。寿司職人とタッグを組み、産婦人科医の監修のもと、生ものが食べられない人でも、加熱することで安全に美味しく食べられる寿司を目指して作られた。今回は、クラウドファンディングでの声を反映すると同時に、最新の冷凍技術を導入し、0から仕上げた加熱寿司を楽しむことができる。
この加熱寿司は「お寿司が食べたい妊婦さんの方はいますか?」という、妊娠中だった開発者によるSNSでの呼びかけから始まった。安全性と美味しさを追及した新しい加熱寿司を販売し、生ものが食べられない人や家庭へ加熱寿司を届け、楽しんでもらうことを目標としている。
妊娠中は、お腹の中にいる赤ちゃんの発育を考慮し、通常以上に健康に気を使って生活を送る必要がある。特に食事については制限が多く、妊娠中は免疫が下がるため、食中毒のリスクから生ものの摂取を控えるよう推奨されているという。
だが、妊娠中のストレスの多くは食事制限に起因しているともいわれており、当時妊婦だった開発者は「妊娠している方でも安心して美味しく食べられるお寿司を作りたい」という思いから、加熱寿司の開発に取り組み始めた。
本商品は安全面に配慮した商品となるよう、産婦人科医の監修のもと開発を行っている。加えて寿司職人が、市場から直接、1本1本を目利きして仕入れているため、鮮度の高い状態での加熱・冷凍が実現している。さらに、ネタごとの最適な味付けや加熱具合を見つけるべく、100回以上の試作を重ね、1貫ずつこだわって握っているとのこと。
容器は、1つ1つの加熱寿司を採寸し、ネタごとにトレーの穴を設計し、金型から専用トレーを制作している。これにより、寿司をつぶすことなく、見た目も美しいままの寿司を自宅まで届けることを可能に。同時に寿司を取り出してお皿に並べやすいよう、指やお箸が入りやすい設計にしている。トレーの素材は、ポリプロピレンなので耐寒耐熱性に優れており、急速冷凍やレンジ解凍にも対応。
ネタは海老、カンパチ、のどぐろ&ウニ、穴子、イカ、真鯛、玉子焼き、ホタテ、サーモンの全9貫で値段は1人前6,900円、2人前だと12,800円だ。
shopifyで購入することができ、ハレの日の食事をより楽しめるよう、やさしい味わいで妊婦にもお勧めできる飲むお出汁“YOHAKU"が一般販売を記念してプレゼントされる。