JR九州は、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」第22期(2023年3~9月出発分)の受付を10月15日から開始すると発表した。3泊4日コースは引き続き霧島コース・雲仙コースの2コースを運行。1泊2日コースは九州を周遊するコースで運行される。
3泊4日コースに関して、3~8月出発分は霧島コースを運行。「九州の焼き物と歴史に触れ、100年の鉄道浪漫に想いを馳せる旅」と銘打ち、焼き物を通して文化と歴史に触れるほか、霧島連山の麓にひろがる自然豊かな宮崎県西諸エリア、ユネスコエコパークである大分県豊後大野・豊後竹田エリアなど訪ねる。
9月出発分は雲仙コースを運行。「大地の恵みと伝統文化を体感し、未来へと繋がる九州の魅力に出逢う旅」と題し、細川藩の菩提寺「泰勝寺」、島原半島の豊かな大地で育つ野菜、長崎の「和華蘭文化」、大分県国東エリアで受け継がれる世界農業遺産など九州北部を巡る。
1泊2日コースは、1日目に博多駅から九州の西側を南下して鹿児島中央駅に至り、2日目に九州の東側を北上して博多駅に戻る行程。肥薩おれんじ鉄道にも乗り入れ、東シナ海の景色を楽しむ。
JR九州企画・実施分として、3泊4日霧島コース15本、3泊4日雲仙コース1本、1泊2日コース16本を用意。2名1室利用時における1人あたりの旅行代金は、霧島コースが125万円から、雲仙コースが115万円から、1泊2日コースが65万円からとなっている。「ななつ星 in 九州」専用サイトにて、11月15日まで申込みを受け付ける。