ホンダは10月7日、コンパクトカー「フィット」をマイナーチェンジして発売した。
ハイブリッドは馬力向上
現行のフィットは2020年に発売となった4代目。今回のマイナーチェンジでは各タイプのデザインを変更し、それぞれの個性をさらに際立たせると同時に、走りの質にこだわった新タイプ「RS」を新たに設定して計5つのタイプとした。
2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」ではモーター最高出力を10kW(14PS)プラスの90kW(123PS)へと高めると同時に、アクセル応答性を向上させた。
ガソリンモデルでは、全タイプに新たに1.5L DOHC i-VTECエンジンを採用。低速域から高速域までトルクフルなパフォーマンスを発揮し、日常のさまざまなシーンでゆとりある走りを楽しむことができる。
安心・安全領域では、進化した安全運転支援システム「Honda SENSING」(ホンダ センシング)を全タイプに標準装備。従来の機能に加えて、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)、急アクセル抑制機能が新たに標準設定された。またブラインドスポットインフォメーション、後退出庫サポートも新たに追加、タイプ別設定とした。
これにより、日常のさまざまなシーンにおいて力強く、かつ安定した走りで、クルマとの一体感を感じられることを目指したという。メーカー希望小売価格は199.76万円〜266.42万円。助手席回転シート車は191.4万円〜246.18万円。