先日最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の特別番組『ちむどんどんスペシャル』が11月に放送されることが13日、発表された。
本作は、今年5月15日に本土復帰50年を迎えた沖縄が舞台。個性豊かな沖縄の4兄妹の本土復帰からの歩みを描き、自身も沖縄出身の黒島結菜 が、沖縄本島北部のやんばる地域で生まれ育ち、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子を演じ、兄・賢秀役は竜星涼、姉・良子役は川口春奈、妹・歌子役は上白石萌歌が演じた。
『ちむどんどんスペシャル』は、比嘉家の4兄妹が『ちむどんどん』を振り返る特別トークと、スピンオフドラマ2本を織り込んだ2時間。トークでは、約11カ月に渡った撮影の裏話や思い出のシーンを、比嘉家の4兄妹が語る。
スピンオフドラマは、歌子の智への長年の想いを描いた「歌子慕情編」、賢秀がビッグなビジネスを夢見ていた頃を描く「賢秀望郷編」の2本。比嘉家の面々に再び会える2時間の番組となる。
『ちむどんどんスペシャル』は、BS4Kで11月6日(12:00~13:59)に先行放送。その後、BSプレミアム、BS4Kにて11月12日(21:00~22:59)に放送される。
それぞれのあらすじは以下の通り。
■「歌子慕情編」(45分)
暢子(黒島結菜)の妹・歌子(上白石萌歌)の物語。時は 1972 年、暢子が東京へ去った後、優子(仲間由紀恵)、良子(川口春奈)とともにやんばるに残った歌子。ずっと幼なじみの智(前田公輝)を思い続けていた歌子だったが、ひょんなことから智の豆腐店を手伝うことに。そして歌子の前に東京から来た少女・凛(布施愛織)が現れて恋のアドバイスを始める。
■「賢秀望郷編」(45分)
暢子(黒島結菜)の兄・賢秀(竜星涼)の物語。時は 1975 年、賢秀は久しぶりに故郷やんばるに帰り、優子(仲間由紀恵)や歌子(上白石萌歌)に迎えられるが、良子(川口春奈)にいつものように意見をされて面白くなく…。一念発起して東京にやってきた賢秀は、鶴見で千恵子(筧美和子)と出会う。真面目に働いて千恵子と結ばれることを夢見るが…。
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