ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ『シコふんじゃった!』(10月26日より配信)の本予告とビジュアルが13日、公開された。

『シコふんじゃった!』本ビジュアル (C)2022 Disney

日本アカデミー賞5部門をはじめ、多数の賞を受賞した映画『シコふんじゃった。』から 30年後――またもや廃部の危機に直面する教立大学相撲部を舞台に、現代の若者たちの魅力が詰まった新しい時代の青春ストーリーが繰り広げられる本作。この度、全身全霊、本気で相撲に取り組む姿を捉えた本予告と、主要キャストが勢揃いした新たなビジュアルが公開された。

卒業の条件として、廃部寸前の相撲部に入部した亮太(葉山奨之)は、たった一人の相撲部員である穂香(伊原六花)と出会い、5人制の団体戦に出場するために、元引きこもりのゲーマー・俊(佐藤緋美)、おじさんバレエダンサー・レン(高橋里央)、筋トレマニア・悠真(森篤嗣)ら、超個性的な面々を相撲部に引き入れることに。相撲に縁もゆかりのない彼らの生半可な取り組みに、対戦相手や周囲の人間は厳しい言葉を浴びせる…半ば諦めようとしていた亮太だったが、OBの叱咤激励や、穂香の真剣さに触発され、気持ちを新たに再び相撲部へ戻っていく。そして、自分の居場所を見つけた部員達とともに、卒業のためではなく、自分に打ち勝つために、本気で相撲に向き合うが─―。

公開された本予告では、そんな亮太や穂香と相撲部員たちのコメディ感溢れるやり取りから始まり、いつしか過酷な稽古に力を合わせて挑んでいく姿が描かれている。汗を流し、時に叫びながら、裸一貫真っ直ぐにぶつかっていく姿はいつの時代も見る者の心を揺さぶるはず。仲間たちと切磋琢磨していくなかで、亮太が見つけたものとは? そして、相撲の面白さに目覚めた亮太と穂香に恋は芽生えるのか?

さらに、先日のイベントで発表された、竹中直人、清水美砂、田口浩正、六平直政、柄本明ら、映画『シコふんじゃった。』のオリジナルキャストの姿から、これからの活躍が期待される次世代の若手キャストまで、本作の魅力を余すことなく凝縮した予告編となっている。なお、穂香に憧れ、相撲を始める吉野桜子役の高橋佳子、亮太の幼馴染で、スポーツ編集部記者の西野咲役の手島実優、教立大学のライバル校である北東学院相撲部主将・吉岡海斗役の樫尾篤紀の出演が、本予告に合わせ解禁となった。

同時に公開された本ビジュアルでは、キリリと凛々しくまわしをしめ蹲踞(そんきょ)の型をとる穂香、四股を踏む亮太を筆頭に、映画版にも引けを取らない個性的な部員が各々のポーズで並んでいる。ゲーマーらしく、キーボードとマイクを持つ俊、バレエのポーズをとるレン、上腕二頭筋を見せつける悠馬、そして彼らを見守るように、映画から続投となった竹中、清水、田口が、かつての“青木”“夏子”“田中”として周りを囲んでいる。

現場でも相撲部メンバーの中心になっていたという葉山は、「新しい『シコふんじゃった!』が、どう当時のOB達と絡んでいくのかという楽しみ方もあると思います。教立大相撲部の一員になったような見方もできると思うので、どんどん仲間が加わっていき、最終回ぐらいには“自分も教立の一員!”として見ていただければ」と作品の見方を紹介。また伊原は「OBの人たちが出て来て同窓会のようになる感覚も楽しんでもらえますし、映画とも違った男女混合戦があったり、男と女で戦うという、ちょっと角度が違うところから相撲を見ることができるんじゃないかと思います」と視聴者にアピールした。