H&Mから、最もハイエンドなコレクションであるH&M Studio(ストゥディオ)が2022年秋冬コレクションを発表する。38種類が揃う全アイテムには、リサイクルポリエステルやオーガニックコットンなど、よりサステナブルな素材を使用した。現実とファンタジーの境界線を曖昧にした「Neo Real(ネオ・リアル)」をテーマに、非常に未来的なワードローブを提案する本コレクションは、10月13日よりH&M公式オンラインストア(hm.com)にて限定発売される。
本コレクションは、宇宙時代にある現在のファッションと火星進出へのミッションからインスピレーションを得たもので、大胆なカラーパレットと流線型のシルエット、重力を感じさせないような素材使いと最先端のアクセサリーで、ミニマリズムに未来的なテイストを加えたコレクションとなっている。また、本コレクションはレディース・コレクションとして展開するが、性別を問わずに着こなせるアイテムが揃う。
メタリックなベルベットが目を引くセットアップは、ボディラインに沿ったフィット感で、纏う人の自信を後押しするエンパワーリングなアイテムだ。また、ボクシーなシルエットのオーバーサイズブレザーに、フレアパンツとテーラードのラップスカートを組み合わせたスリーピースは、オフィスウェアの概念をアップグレードする。
冒険心をくすぐるようなフューシャピンクのアノラックとパッド入りのクラッチバッグは、寒い季節のクラシックなスタイルにアクセントを加えている。また、裾にあしらった2枚仕立てのワイドなフレアフリルが特徴のスパンコールドレスは、チョコレートブラウンのサイハイブーツと組み合わせることでカクテルタイムを盛り上げる。
未来的なパターンが施されたセーターとセットで着られるパギンスは、ジッパーを開けると裾がフレアに広がるデザインで、汎用性を兼ね備えた。また、無重力空間をイメージした鮮やかなイエローのラッフルトップスは、それぞれのラッフルの縁にワイヤーが入っており、形状とボリューム感を保つことができる。
H&M Studioプリントデザイナー、 モア・バートリング(Moa Bartling)は、「今シーズンのキーとなるプリントには、地球上で撮られた花畑の写真にソラリゼーションが施されたようなフラワープリントや、塵の多い火星の地表に浮かぶタイヤ痕を思わせるリピートパターンをモチーフとしています」と語っている。
H&M Studioの2022年秋冬コレクションは、全38種類、2,999円から49,999円の価格帯で展開され、10月13日から H&M公式オンラインストア(hm.com)にて限定発売される。