ソニーは、INZONEブランドのゲーミングヘッドセットのうち、ワイヤレスモデルの「H9」、「H7」の送話時の音質を改善する本体ソフトウェアアップデートを10月13日に提供開始した。

  • INZONE H9

ソニーでは上記2機種について、「(ボイスチャットなどの)声が通話相手にこもって聞こえる」という重要なフィードバックがユーザーからあがっていることを認識しており、これを改善するために今回のアップデートでは“マイクで集音した音声を送り出すときのデジタルEQ(イコライザー)の調整”を実施。音質の改善により、自然な声を再現できるようになるとしている。

アップデートはWindows PC用の設定ソフト「INZONE Hub」から行える。適用後のバージョンは01.002.005。本体のバージョン確認方法や、アップデート方法の詳細は同社サポートページを参照のこと。なお、有線モデルのH3は今回のアップデートは対象外となる。

  • INZONE H7

INZONEのゲーミングヘッドセット H9/H7/H3は、音の定位感や明瞭度、低遅延な無線接続、ボイスチャット用マイクなどFPS(ファーストパーソン・シューティング)ゲームユーザーのニーズを満たしつつ、音楽用ヘッドホンで培った立体音響技術や装着快適性、NC機能を投入して開発。ワイヤレス対応のH9とH7は、PS5独自の「Tempest 3Dオーディオ」にも対応するなど、PS5に最適化した「Perfect for PlayStation 5」モデルとなっている。