パナソニックは、10月11日に「加湿機」に関する調査結果を発表した。同調査は、9月20日~9月21日の期間、全国の30〜69歳の加湿機使用者・購入検討者女性500人を対象に行ったもの。
「加湿機」の気になるところについて、最も回答が多かったのは「タンクやフィルターの雑菌(約60%)」だった。また、「ニオイ」の回答が約20%と、雑菌の繁殖やそれらが原因となりうるニオイも気にしていることがわかった。
しかし、加湿機の使用において、雑菌やニオイが気になっているのと同時に、「お手入れ方法やお手入れの仕方」「お手入れが面倒/面倒そう」との回答も多数あった。
お手入れについての質問に対しては、「定期的にはなかなかできない/できなそう」という回答が61%となっており、加湿機のお手入れ頻度に課題を感じている使用者が多いことがわかった。また、加湿機使用者のうち、約4人に1人が「どのようにお手入れするかよくわからない」と回答していた。
冬場使用中のお手入れ頻度の質問に対しては、「月1回以上お手入れしている人」が約65%。一方で、約22%は「加湿機を出す/しまうときにする程度」、約4%は「お手入れをしたことがない」ことがわかった。
さらに、冬場など一番多く使用する時期の加湿機の使用時間を聞いたところ、約42%が半日以上の使用であり、約24%が1日中使用しているという結果になった。約8割の人が冬の自宅の乾燥を気にし、加湿機を長時間運転で使用することに伴い、水の補充(給水)や使用電気代が気になる人も多いことがわかった。