Meta（旧Facebook）は10月12日、単独で動作できるVRゴーグルの新モデルとして、「Meta Quest Pro」を発表した。すでに予約を受け付けており、最小構成価格は226,800円から。

  • 「Meta Quest Pro」

使用にあたってPCを必要としないVRゴーグル。新しくSoCにQualcomm Snapdragon XR2+を搭載しており、12GBメモリと256GBストレージを本体に内蔵。ヘッドセット部に10個のVR/MRセンサーを備えたほか、スペーシャルオーディオに対応。本体外装は流線型のデザインで、カウンターウェイトを採用してバランス感と装着感を向上。メガネを掛けたままでも快適に使用できるという。

また、光学部も刷新。光学モジュール内で複数回光を屈折させる特許取得済みのパンケーキレンズを搭載し、前モデル比で40%以上の薄型化を実現。IPDは55～75mmの範囲内で調整でき、「周辺視野を完全に開く」「同梱品で部分的に遮断する」「アクセサリーで完全没入型にする」など用途に応じてカスタマイズも行える。パネルは液晶で、PPIは37%、色域は1.3倍に広がっており、より鮮やかな色でさらに魅力的なVR体験が得られるとしている。

Meta Quest Touch Proコントローラーにはセンサー類に加え、Snapdragon 662をそれぞれ内蔵。本体への充電はUSB-Cを用い、セットにはMeta Quest Proヘッドセット本体、Meta Quest Touch Proコントローラー2個、充電器、USB-C電源アダプタ、コントローラー充電ケーブル、充電ケーブル、スタイラスペン先2個、部分遮光ブロッカー2個(左右)、ケーブルクリップ、保護カバー、クリーニングクロス、手首ストラップ2本を同梱する。